




「分子生物学」や「遺伝子工学」の進歩は人間の遺伝子情報の多くを解明し、医学領域にも革新的な変化をもたらしています。ほんの20年前まで夢物語だった治療法も、実現まであと一歩。「遺伝子って何?」という素朴な疑問から、遺伝子を使った新しい治療法の開発まで、最先端の医学研究をわかりやすく解説。科学の面白さを感じてください!

高等動物に代表される生命システムは、進化や環境への適応を通じ、動物特有の高度な運動生理機能を獲得してきたと考えられています。なぜアスリートが激しい運動を長時間継続できるのか? 最先端の医療機器を用いて、アスリートの体内で起こっている生理現象のメカニズムを解明します。みなさんの呼吸循環機能を測定する体験企画も考えています。

数十兆個の細胞の集合体といわれる我々の身体。"生きる"ことは、身体に組み込まれたさまざまな仕組みが、多数の細胞の連携のもとで適切に働くことで成立しています。ヒトの身体に"真摯"に向き合い、"知ろう"とする姿勢が医療従事者になるための出発点です。"かたち" を主題に、身体の仕組みについて一緒に考えてみましょう。

重い荷物を背負って坂道を登ろうとするとき、ヒトはその傾斜を見ただけで登れるかどうか判断できます。重い荷物を持つと、身体の重心の位置が変わります。つまり我々は、無意識のうちに重心の位置変化を検出し、判断しているのです。どのくらいの身体の重心変化で、登ることができないと判断するか、任天堂『Wii Fit』を使って調べてみましょう。


競技、レジャーのほか、健康推進手段としても広く行われているスポーツ。しかし、ケガや使い過ぎによって、身体に痛みが発生することも。これらスポーツによる外傷・障害の発生機序や原因を考え、治療方法や鍼灸治療の有効性を紹介。応急処置やアスレティックリハビリテーションなどの実施により、鍼灸師がアスリートをトータルサポートできる職業であることを紹介します。

何気なく動かしている身体。これは筋肉によって動かしているのです。筋肉がどのようについていて、収縮するとどんな動きになるのか? 医療系の大学で必ず習う内容をわかりやすくお伝えします。受講したあとは、意識して筋肉を使えるようになっているかもしれません。

医療コミュニケーションとは、患者と医療者間、医療者同士間における、医療分野に関係した知識・情報のやりとりを意味します。一般的なコミュニケーションとの大きな違いは正確な情報伝達が要求されるということ。簡単なゲームを体験することで、医療コミュニケーションの大切さを一緒に考えてみましょう。

鍼灸治療では体調変化に合わせて身体に無数にある経穴(つぼ)を選択、治療します。変調を感じる部位の近くではなく、遠く離れたつぼに治療すると症状が緩和されることも。腰痛で前屈が困難な時に、足関節にあるつぼを刺激すると前屈が改善するのもその一例です。日常的に使える代表的なつぼの取り方・使い方を勉強してみましょう。


みなさんは、自分の姿勢、特に立ち方を、何を手がかりとして感じ取っていますか。周囲の風景でしょうか。それとも筋肉の張り具合でしょうか。もしかしたら、足の裏の感覚かもしれません。もし、それらが使えなくなったら、何を手がかりとして自分の姿勢を調節しますか。いろいろな機械や道具を使って、みなさんの姿勢を感じ取るメカニズムを一緒に考えてみましょう。

画像や動画、デジカメにビデオ。私たちのまわりにはたくさんの情報伝達のためのメディアがあふれています。せっかくこの時代に生きているのですから、それらを活用しないのは損だと思いませんか? 少しの工夫と簡単なパソコン操作で、最先端の機材をあなた自身の手で作ることができます。機械が苦手でもノー・プロブレム! レッツ・トライ!

限界まで運動をした時、「筋肉の疲労」「心拍数の上限」「呼吸の限界」と3つの制限があります。これらの制限のうち、健康な人には呼吸による運動制限はありません。しかし近年、喫煙や環境汚染などによる呼吸器障害が増加。肺活量の定期的な計測は、大切な健康診断のひとつです。実際に計測しながら、肺活量や今話題の肺年齢とは何かをお話しします。

お風呂やプールに入っている時、身体の中で何が起こっているのでしょうか。水の中に入ると空気中より心拍数はゆっくりに、肺の活動は小さく、そしてホルモンの分泌などが変化します。実際にモデルを使いながら、水中での呼吸、循環の変化や水中運動の効果について、最新機器(呼吸ガス分析装置、水中トレッドミル)を用いて計測してみましょう。

元気な時は気にかけませんが、人が動けるのは幸せなこと。もし、一人での歩行や食事が困難になると、生活に支障をきたしてしまいます。杖を使った階段の昇降、車椅子での電車の乗り降りは大変です。もし、どこかで困っている人を見かけたら、ちょっとしたコツでお手伝いすることができます。何を、どのようにお手伝いできるのか、実際にやってみましょう。

筋肉は多数の筋細胞で構成されています。筋細胞は、高度に分化した細胞でありトレーニング方法を変えることでさまざまな変化が期待できる細胞です。大人になれば骨の成長は止まりますが、筋細胞は変化させることができます。この筋細胞の特殊性を、高校で学んだ生物学や化学の知識をもとにわかりやすく説明します。

友達の顔を認識する、目の前にあるものの硬さを、さわらなくても予測することができる、考え事をしながらも目的地に向かって間違わずに歩くことができるなど、私たちが日常、特別意識しなくても難なくできてしまうことも、背景には複雑な脳の機能が働いています。これらの動作・行動がむずかしくなる障がいを紹介しながら、私たちの行動を支える脳のシステムについてお話します。


看護はいつからどのように始まったのでしょう? そして、今日に至るまでどのような道のりを歩んできたのでしょう? 現代の看護を歴史からひもときながら、看護とはどのような職業なのか、どこに向かっているのかをわかりやすく解説します。そして、自分自身の職業キャリアに、看護という職業が魅力あるものとして描けるように、一緒に考えていきましょう。

日常生活の中で、突然目の前にいる人が心肺停止で倒れる現場に遭遇することがあるかもしれません。その時、まず何をすればいいでしょう? 救急隊の現場到着時間は平均7.9分(消防白書平成22年度版)。我々の素早い一次救命処置(心肺蘇生とAED)で救命することができます。今まで体験したことがある人も初めての人も、私たちと一緒に体験してみましょう!

医療現場や看護実践では、患者や家族との関係のほか、同僚や医療現場で働く多職種の人たちとの関係が大切です。より良い人間関係を構築するための方法論のひとつといわれる「交流分析」では、関係性における“気づき”を重視しています。交流分析(簡易精神分析)を活用して、ゲームなどに気づく方法をお話します。

「精神の病・障がい」、そして、「精神の病・障がいと共に生きる方々」について、みなさんはご存知ですか? このプログラムでは、専門的な内容をわかりやすくお伝えするだけでなく、当事者の方々とのかかわりを通して私自身が学んだことをご紹介します。参加してくださるみなさんと対話しながら、一緒に感じ考える時間にしたいと思います。

生活習慣病の発症には、食事、運動など、青少年期からの生活習慣が影響しています。例えば高血圧・高脂血症などは、運動不足、飲酒、喫煙、食塩過剰摂取、高脂肪食の摂取などが悪影響を与えていることが多いのです。「食育SAT(サット)システム」を使って、ふだんよく食べる食事の栄養素や自分に合った量や食べ方を知ることにより、将来の生活習慣病を予防しましょう。

受精から出産までを「新しいいのちの誕生をみなさんと一緒に学習することを目的に」受精の始まりから妊娠中の心身の変化、そして胎児の成長を模型やモデル人形を使用し、学びます。また、お産の経過とその時の産婦や胎児の様子が理解できるように布模型を使用し、実際に胎児や胎盤模型に触れ出産場面を体感できるような講義内容にします。

通常は対面で行われる患者ー看護師コミュニケーション。ナースステーションと病室で離れている場合は「ナースコール」を用います。その場合、対面コミュニケーションによる「うなずき」などの身体性の共有はできません。身体性の共有に着目して開発されたコミュニケーション支援システムを用いた実験から、臨床応用のヒントをお話します。