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感覚機能系に対する鍼灸の研究を行っています。感覚機能といってもその領域は広く、耳鼻咽喉科領域・眼科領域・皮膚科領域に分かれます。その中でも臨床研究としてアレルギー性疾患の鍼灸治療について、主要症状の変化、経穴の反応、免疫系の動態などを指標として治療効果を検証しています。これらは実際の鍼灸臨床に直結する知識にもなると考えています。
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外界の知覚情報は、運動に影響を与える要素を含んでいます。ゆれる電車の中で人が倒れるのを見て倒れたり、止まっているエスカレーターは乗りにくかったりします。永瀨研究室では、身近にある運動に影響を及ぼす外界の情報を、心理物理学的な方法を用いて分析し、神経解剖学や神経生理学の成果と比較して臨床応用を図ることを目標としています。
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最近では一般外傷やスポーツ傷害(外傷と障害)に対して、鍼灸治療を利用される方が多くなり、その治療効果だけでなく予防効果に対しても注目されています。本研究室では、外傷に対する鍼灸治療を中心とした保存療法が、治療効果や身体活動に及ぼす影響についてさまざまな評価方法を取り入れて検証しています。
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鍼灸治療の臨床効果を明らかにする目的で、質の高い臨床研究デザインの啓発やランダム化比較試験(RCT)の実践に取り組んでいます。その一方で、鍼灸師が活躍する社会を築くために、新規市場開拓のための調査や、実技教育を向上させるための客観的臨床能力試験(OSCE)を導入する取り組みにも関わっています。
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医療法人や社会福祉法人、また広くサービスに関わる業種はマーケティングや経営についても、モノの製造を中心とするメーカー ・ 企業型法人とは異なるアプローチを要請されています。研究室では、意思決定や問題解決の手法も含め、プロフェッショナルサービスの内容、価格、提供方法などを主題においています。
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鍼灸刺激が免疫系に与える影響について研究を行っています。また、近赤外線分光法を用いて鍼灸刺激がヘモグロビン動態に与える影響についても検討しています。その他に、鍼の一種である円皮鍼(短くて浅い鍼を数日間貼ったままにする方法)がダイエットやリラクゼーションに有効であるかを科学的に検証する活動も行っています。
- 2010年度(第1期卒業生)の主な卒業論文テーマ
- ■ 眼精疲労に対する鍼通電刺激による瞳孔径の変化について
- ■ 三叉神経感覚核群における substance P の分布の概要
- ■ 過労死・自殺・うつ病について鍼灸師の立場としてどのようにアプローチできるのか
- ■ ヒトの経穴図を主体としたイヌの要穴図の研究 東洋医学的治療の提案
- ■ 痛風の痛みに対する鍼灸施術に関する文献的検討 — 現代と17世紀ヨーロッパの治療法の比較 —
- ■ 運動トレーニングが呼吸化学調節系の中枢コントローラ特性に及ぼす影響
- ■ ウィンタースポーツにおけるAT活動の実際と、鍼灸治療の介入
- ■ 過去と現在における鍼灸院の経営論の相違点と類似点
- ■ 高校野球における傷害の発生とセルフケアについてのスポーツ医学的研究 — アンケート調査による検討 —
- ■ 鍼通電刺激の刺激部位の違いが筋中ヘモグロビン濃度の変化に与える影響
