高校生・受験生 応援ブログ

受験生のための名著集【「みんなの意見」は案外正しい】

みなさんこんにちは!
新年度が始まってからもう少しで1ヶ月が過ぎようとしていますね。
新しい生活には慣れましたでしょうか?

本学にも300名を超える入学生が入ってきて、活気に満ちています。


さて、今回高校生のみなさんにご紹介したいのは、


『「みんなの意見」は案外正しい』
著:James Surowiecki(ジェームズ スロウィッキー)


という本です。

要は、集団の中のみんなの意見を集約し、平均化した意見(や推定値など)は、一握りの優秀な専門家の意見(推定値)よりも正確である、ということが述べられています。

例えば、「ビンの中に何個の豆が入っているか推測する」という問題をクラスの40名で行うと、「クラス40名の平均値」が、「専門家(豆を数える専門家がいるかどうかは別にして)の予測値」よりも実際の豆の個数に近い、ということなどを証明しています。

ただし、「正しい」予測値を出す集団にはいくつかの条件がありますし、場合によっては集団がまったく違った意見(結論)に達することもあります。そんな事例も載っていて、単純にみんなの意見は「絶対」正しいと書いてあるわけでは決してありません。

それにしても秀逸な邦題訳ですね。原題は「The Wisdom of Crowds(集団の英知)」ですので、内容も「集合知」に関するかなり専門的なものです。


それでも、みなさんにもぜひ読んでもらいたい一冊です。
今後、色々な場面で使えると思いますよ!