高校生・受験生 応援ブログ

受験生のための名著集「英国人写真家のみた明治日本」

みなさんこんにちは!

すっかり秋の空気になってきましたね。
涼しくなってきたので勉強にも集中しやすい時季といえるかもしれません。
私の家の近くでも秋の虫たちの鳴き声が大きくなってきました。

さて今回はそんな季節にじっくり読んでもらいたい本をご紹介しますので、受験勉強の合間にぜひご一読ください!












英国人写真家のみた明治日本 ‐この世の楽園・日本‐
著:ハーバート・ジョージ・ポンティング(Herbert George Ponting)
原題『 In Lotus Land Japan 』











著者のポンティングは、スコット南極探検隊の映像記録を残した写真家、映画撮影技師としても知られています。

さて、この本がロンドンで始めて刊行されたのは第一次世界大戦直前の1910年。
明治になってから少し経っていますが、当時の日本の姿が写真とともに詳細に描かれています。それも単純な「観光ガイド」のような描写ではなく、日本や日本人・日本の風土の本質的な部分を的確に捉えている良書だと言えます。海外の人から見た日本の姿が浮き彫りになっていて、とても興味深く読むことができる一冊です!





中でも私が好きな一節は、


「朝日に照らされた富士は一篇の詩のような美しさであった。厚く雪に覆われた山頂は、紺碧の空に照り映え、中腹まで流れ落ちている大きな雪の筋は、まるで垂れ下がる白い藤の花のようだった。」


という一節です。





ポンティングは日本の自然の中でも富士山をこよなく愛し、写真を数多く残していますし、彼自身も富士山頂まで登頂しています。
やはり富士山には国籍を問わず何か人に訴えかけるものがあるのでしょうね。





私自身の経験で言うと、私は一度だけ富士山頂まで登ったことがあるのですが、当時は自然への畏敬の念や巡礼的な意味合いを見出すことなども全くなく、ただ8合目(7合目だったかな)の山小屋で働いていた友人に会いに行こう!と前日に思い立って登ってしまったので、今振り返ってみると非常にもったいなかったなぁと思います。
(今度登るときは、富士の歴史に想いを馳せるとか、信仰について考えるとか、そういう目的ももって登りたいと思っています)





さすがに受験生のみなさんは今から富士登山は難しいかと思いますので、せめてポンティングの自然描写を読んで、頭をリフレッシュさせてはいかがでしょうか??









S.I

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