舞洲スポーツビジネスコンテストで鍼灸学科学生が最優秀賞を受賞しました!
2024年03月11日(月)森ノ宮医療大学
舞洲スポーツビジネスコンテストは、大阪市と舞洲を拠点とするプロスポーツチームが連携し、スポーツ振興や舞洲の活性化を図る「舞洲プロジェクト」の一環として、大阪を拠点とする大学の学生が集まり、約5か月をかけてチームの課題解決を目的とした企画の提案および実践をするものです。2024年度はプロバスケットボールチームの大阪エベッサとともに活動しました。
森ノ宮医療大学からは、医療技術学部鍼灸学科3年生の高橋莉穂さんが参加しました。高橋さんは鍼灸学科の「メディカル・スポーツトレーナー研究会(MST)」の3年リーダーでもあり、これまでにもオリックスバファローズJrやバドミントン実業団など多くの現場を経験してきました。
高橋さんは、大阪学院大学、大阪国際大学、大阪電気通信大学の学生と共に「チームMO」の一員として「集客」について議論し、企画を作成しました。企画内容は大阪エヴェッサがこれまで集客のターゲットにしたことのない在日外国人を狙い、年齢層を学生に絞りました。大阪府近辺のインターナショナルスクールや留学生を受け入れている大学などに自分たちで作成したチラシをメールで送り、宣伝しました。イベント当日に来場してくれた外国人学生の数は45名、アンケートでは90%以上の人が満足、100%の人がまた来たいと回答してくれました。
高橋さんは、「メンバー全員がそれぞれ違う大学なので顔を合わせて企画のミーティングをすることができず、話を進めていくのがすごく難しかったです。またメンバーが元々8名だったのが4名に減ってしまい、チーム存続の危機にまで陥ってしまう時もありましたが、残った4名で諦めずに取り組み最後までやり遂げることができました。このプロジェクトを通して企画進行を複数人でおこなうことの難しさや、スポーツビジネスが実際どのように動いているかを深く学ぶことができました。最終的には最優秀賞という評価をいただくことができ、この半年間で自分自身の成長にも繋がる非常に良い経験ができたと思っています。」と振り返えられました。
学生の間にプロスポーツチームの担当者からスポーツビジネスについて学ぶ機会は貴重であったと考えます。また、他大学の学生と交流を図ることができたことも、今後の人生に大いに役立つと思われます。これから鍼灸師としてスポーツ分野での活躍を目指す皆さんの目標となってくれるでしょう。
【動画】舞洲ビジネスコンテストの様子はこちらから▷▷▷