論文が掲載されました(保健医療学研究科 医療科学専攻 渡邊貴博さん)
2024年08月23日(金)森ノ宮医療大学
このたび、本学大学院生(保健医療学研究科 医療科学専攻)であり、本学附属大阪ベイクリニックの理学療法士でもある渡邊貴博さんの論文が「Heliyon」に掲載されました。
Title:In-shoe multi-segment foot kinematics measurement during the stance phase of running using a stretch strain sensor
Journal:Heliyon. 2024 Jul; 10(14): e34197.
Authors:Watanabe T, Tsutsumi M, Kuroyanagi E, Furusawa H, Kudo S.
【研究内容の概要】
足部の詳細な動きは三次元動作解析装置を使用して測定されますが、靴を着用した状態で測定することが困難です。そこで、本研究は伸縮性歪みセンサーを使用して、ランニング時における靴着用時の足部内運動の評価を試みました。その結果、靴着用時は裸足条件と比較してアーチストレインが有意に低下していることが明らかになり、内側縦アーチの挙動が制動されていることが明らかになりました。
今後は、インソールの効果検証などに使用していく予定です。