雑誌の掲載情報(作業療法学科 鍵野将平助教)
2025年10月09日(木)森ノ宮医療大学
このたび、総合リハビリテーション学部 作業療法学科の鍵野将平助教が「日本安全運転医療学会誌」の特集企画の執筆を担当しました。
タイトル:移動の自由と安全、そして生活を守るために(高齢者と共に考える和歌山県での取り組み)
雑誌名:日本安全運転医療学会誌. 5(1) 特集企画 人とまちを支える多様な移動支援
【概要】
和歌山県では高齢化の進行と公共交通の不足により、自動車は生活に欠かせない移動手段となっています。しかし、加齢に伴う安全運転の難しさから、「運転を続けたい」という思いと「やがて訪れる中断への不安」が多くの高齢者の課題となっています。そこで、作業療法士らが中心となり、2022年から「あなたの安全運転を守りたい」プログラムを開始し、体験型イベントを通じて多職種協働の支援を広げています。
さらに近年、新たに実施した「地域での移動と生活を考える会」では、運転の継続と中断を連続的に捉えたプログラムを展開しました。講義や測定、シミュレーション体験に加え、ヒヤリハットマップ作成や「ノーマイカーデー」の実践などを通じて、参加者が自ら移動の課題を「自分ごと」として考え、将来の選択肢を主体的に検討する機会を提供しました。この取り組みは、新聞各紙にも取り上げられるなど注目を集め、高齢者の生活支援と地域づくりを両立させる新しいモデルとして評価されています。
今後も、地域・行政・交通機関と連携しながら、安心して住み慣れた地域で生活し移動できる社会の実現に貢献してまいります。
【教員データベース】
下記より研究者の業績等がご覧いただけます。
鍵野 将平 助教(作業療法学科)