論文が掲載されました(臨床検査学科 野田大孝助教)
2025年12月22日(月)森ノ宮医療大学
このたび、医療技術学部 臨床検査学科 野田 大孝助教の論文が「Journal of Histochemistry & Cytochemistry」に掲載されました。
Title:Morphological Visualization of Thrombi During Catheter-Directed Fibrinolytic Therapy for Pulmonary Thromboembolism
Journal:Journal of Histochemistry & Cytochemistry. 2025 Nov: 221554251386923.
Authors:Noda H, Yutani C, Takahashi S, Takewa M, Iwa N, Kobayashi M, Komatsu S, Kodama K, Yamamoto H.
【研究の概要】
本研究は、NOGA(血流維持型汎用血管内視鏡)を用いて像を確認しながら採取した肺動脈血栓を対象とした報告です。NOGAによるサンプリングは非常に貴重であるため、5例の症例を扱っています。
肺動脈血栓に対しては、Monteplaseと呼ばれる血栓溶解剤を投与し、血栓に対する病理形態学的評価を行いました。Dダイマー値との相関や、下肢静脈血栓に対してMonteplaseをすでに投与されていた症例との比較を行い、それぞれの差異を明らかにしています。
さらに、血栓の縮小度を独自の指標であるfibrin network index(FNI)を用いて解析を実施しました。また、この現象にはNETs(好中球細胞外トラップ)の関与が示唆されるため、免疫組織化学染色による特殊染色を用いて関連分子の存在を確認しています。
これらの結果から伝えたいことは、NOGAによる効果の高い肺動脈血栓治療、そこに現れている形態学的変化、NETsが血栓を溶かすことにも寄与していることを報告しました。
【教員データベース】
下記より研究者の業績等がご覧いただけます。
野田大孝助教(臨床検査学科)