INTERVIEW

大学で身につけた知識や技術が
現在の医療現場で活きる

現在のご職業をめざそうと思ったきっかけを教えてください。

もともと医療関係の仕事に興味をもっていました。中学生時代、バスケットボールをしていて怪我をしてしまい、それがきっかけでリハビリを受けるように。そこで理学療法士の仕事に魅力を感じました。

森ノ宮医療大学を選んだ理由を教えてください。

複数の大学のオープンキャンパスに参加しましたが、その中でも森ノ宮医療大学の学生が生き生きとしている姿が印象的でした。また、学生と教員の距離が近く、学ぶ環境としての魅力を感じました。

森ノ宮医療大学で学んで良かったと思うところ、
森ノ宮での学びが活きていると感じるところは?

森ノ宮医療大学では「医療人としてのコミュニケーション能力」を学ぶことができました。チーム医療の重要性が謳われるなかで、現在の医療現場のニーズに最も適したスキルを身につけることができたと感じています。

「病」ではなく、一人ひとりの人生と向き合う医療を

現在の仕事内容について教えてください。

大阪国際がんセンターは大阪府のがん診療連携拠点病院です。がんそのものによる障害や治療の副作用、また後遺症など様々な障害を抱えた患者さんがいらっしゃいます。そのような方々が自分らしい生活を獲得し、社会や地域に帰れるようサポートしています。

仕事をするうえで大切にしていることは?

患者さん目線の寄り添った医療を提供することです。

社会に出て苦労したことはありますか。

医療技術と同じように日々進歩を続けるリハビリ技術に、柔軟に対応することは簡単なことではありません。新しい知識やスキルが生まれるなかで、それをどのように自分の力として吸収し、患者さんに活かすか、試行錯誤を重ねています。

患者さんや先輩に教えられたことはありますか。

患者さんと向き合うことは、「病」とではなく、その人の人生と向き合うことに繋がります。時には人生の最後をどのように過ごしていくかを決めることにもなります。一人ひとりの“人生の分岐点”との向き合い方を、日々患者さんから教わっています。

心に寄り添い、
患者さんと共に答えを探す

理学療法士として働き始めて、
 自分自身が変わったと感じることはありますか。

働き始めて1年目の時は、患者さんとどういう風に接すれば良いのか分からず、型にはまったやり方しかできませんでした。経験を重ねて、様々な患者さんと出会い、知っていくうちに人それぞれ違う目標、ゴールがあることを痛感。どのように答えを見つけていくか、患者さんと一緒に考えられるようになったと思います。

やりがいを感じるのはどんな時ですか。

がんの患者さんは身体的、心理的、社会的に様々な問題を抱えています。それは早期のがん患者から終末期のがん患者まで多種多様なため、そのニーズに寄り添った理学療法を提供する難しさとやりがいを感じています。がんと分かった瞬間に、患者さんは精神的に大きな負担を抱えられます。その心の負担を軽くし、前向きな気持ちをもっていただくためにもリハビリが果たす役割は大きいと思います。

今後の目標を教えてください。

一人でも多くの患者さんの助けになれるように多くの知識を身につけ、自分を高めていきたいと考えています。

※掲載内容は取材当時のものです。

MESSAGE 卒業生からのメッセージ

理学療法士は患者さんの人生に、寄り添う事のできる仕事です。

大阪国際がんセンター リハビリテーション科
理学療法士
加藤 祐司さん
[2013年3月卒業/大阪府・柴島高校出身]

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