適応生理学研究チーム Applied physiology research laboratory

身体運動機能向上及び生活習慣病予防につながる新たな手法と評価方法の確立をめざす

小児から高齢者、一般人からアスリートに至るまで呼吸循環機能の評価および改善は、豊かな日常生活の維持や身体パフォーマンスの向上をもたらすために重要です。また、骨格筋による身体運動中の爆発的なパワー発揮や高い運動効率には、巧みな神経活動や筋動態の調整によって弾性エネルギーを貯蔵・再利用する「筋腱相互作用」が重要な役割を果たします。我々の研究チームでは、各年代、そしてアスリートのそれらの形態的および機能的特性を理解し評価することはもちろん、対象者に必要な指導法を提供します。

プロジェクト

適応生理学研究チームでは以下のプロジェクトに取り組んでいます。

補完代替医療・エルゴジェニックエイドが呼吸循環器系に及ぼす影響

補完代替医療・エルゴジェニックエイドを行った際の呼吸循環応答を検討することにより、それらが身体運動機能向上もしくは生活習慣病予防につながるか否かを検討することを目的としています。

高強度・低頻度トレーニングが呼吸循環系に及ぼす影響とその評価方法

効率的に上記の機能向上をもたらす高強度・低頻度トレーニングが、呼吸循環機能に及ぼす影響を多角的に調査することにより、高強度・低頻度トレーニングの普及につなげることを目的としています。

ヒトの神経・筋・軟部組織のトレーナビリティ

ヒトの神経・筋・軟部組織の形態と機能に関する科学的エビデンスを収集し、多様なヒトの身体構造や機能的な特徴、およびそのトレーナビリティや効果的な機能向上の方法の解明を目指しています。

主たる研究業績

  1. Nakahara H, Ueda SY, Miyamoto T. Low Frequency Severe Intensity Interval Training Markedly Alters Respiratory Compensation Point During Incremental Exercise in Untrained Male. Front Physiol. 2020 Sep 4;11:1100. doi: 10.3389/fphys.2020.01100. eCollection 2020.
  2. Nakahara H, Kawada T, Ueda SY, Kawai E, Y amamoto H, Sugimachi M, Miyamoto T. Acupoint dependence of depressor and bradycardic responses elicited by manual acupuncture stimulation in humans. humans. J Physiol Sci. 2019 Nov;69(6):1077 1084. doi: 10.1007/s12576 019 00728 y. Epub 2019 Nov 9.
  3. Nobue A, Kunimasa Y, Tsuneishi H, Sano K, Oda H, Ishikawa M. Limb specific features and asymmetry of nerve conduction velocity and nerve trunk size in human. Front Physiol. 2020 Dec 3;11:609006. doi: 10.3389/fphys.2020.609006