健康寿命研究チーム Gerontology and Geriatric Medicine research laboratory

職種を超えた未来の研究

このチームは本学7学科全ての専門家が集まって研究を行っています。 今後日本は、どの国も経験したことがない多死社会を迎えます。 私たち日本が、世界に先駆けて立ち向かっていかなければならない課題を、職種を超えたあらゆる専門家が集い、未来を見据えた研究を行っています。

研究テーマ

特に以下の2つの重点的プロジェクトを進行しています。

高齢臥床患者の上肢活動と認知機能の関連性

病院などで療養生活を送る高齢臥床患者の多くが日中覚醒時において上肢を使用しておらず、看護職は手を使うことに消極的であることが参加観察から分かりました。手は第二の脳と言われ旧来から手を使うことと認知機能には関連があると言われていましたがエビデンスは少ない状況です。
そこで臥床高齢患者の上肢活動と認知機能の関連性について、上肢活動と認知機能等を定量的に測定し、その関連性を明らかにしたいと考えています。将来的には高齢臥床患者の手指活動プログラムを開発、評価研究を通して健康長寿に対する医療技術の発展に寄与したいと考えています。

医療系学生への終末期ケア多職種連携教育プログラム開発と効果

日本は多死社会を迎え、終末期医療・ケアの質の向上が求められています。しかし若者は死に触れる機会が少なく、それは20代を中心とした医療系学生もそうです。そのため、学生達は死生観が育つことなく終末期医療・ケアに携わることが予測されます。また終末期の方やそのご家族の方を支えるには、多職種連携は欠かせません。大学教育でいかにして学生の死生観を育むのか?多職種連携の必要性を学ぶのか?そんな問いから始まったこの研究は、あらゆる専門家が集い、学生達が終末期医療・ケアの大切さを実感できる教育プログラムの開発を行っています。