専門的な知識・技術を基に
“こころ”でつながり、
“こころ”で会話する言語聴覚士へ
一人ひとり異なる症状だけでなく、その人が抱えるこころの痛みに寄り添うことができるのが言語聴覚士です。
森ノ宮医療大学の言語聴覚学科(仮称)では、専門的な知識・技術を基に、こころを通わせ二人三脚で歩む言語聴覚士をめざします。

5つのポイント
POINT1リハビリテーション3学科の連携
理学療法学科・作業療法学科と連携し、合同授業で3職種の連携を学ぶほか、興味のある分野についてより深く学ぶことができるカリキュラムを整えています。
POINT2充実した実習先
病床数400床以上の大病院を含め、数多くの実習先を確保。豊富な経験をもつ教員のサポートのもと、安心して実習に取り組むことができます。
POINT3実践力を高めるカリキュラム
人体の構造などの基礎医学から、失語・高次脳機能障害学、発声・発語嚥下障害学、聴覚障害学、言語発達障害学など、言語聴覚士に必要な、多岐にわたる専門知識の学びへ段階を経て学修していきます。
POINT4経験豊富・バラエティ豊かな教員
大学・医療機関・地域医療とバラエティに富んだ経歴を持ち、臨床現場や教育機関での経験豊富な教員が就任し、授業を担当します。
POINT5万全のサポート体制
1学年2名の教員が担任を受け持ち、日常生活から学修面までサポート。少人数教育を実現し、きめ細やかなサポートを行います。
言語聴覚学科(仮称・構想中)の
教育目標(育成する人材像)
チーム医療に貢献できる協調性とコミュニケーション力を有し、専門的な知識と技能および幅広い教養と豊かな感性を備え、科学的根拠に基づいて対象児・者が抱える問題の解決や支援のための言語聴覚療法を実践できる言語聴覚士の養成をめざします。
必要な専門知識と技能の修得はさることながら、それらを効果的かつ実践的に活用し、多職種連携の理解を深めたチーム医療に貢献できる人材を育成します。
主体的な学びや探求心・向上心により自己研鑽し、地域社会の人々の健康増進のために貢献できる言語聴覚士を育成します。
4年間の学び

言語聴覚士の役割を理解する
対象者に質の高い言語聴覚療法を提供するために、言語聴覚士の役割について理解を深めます。言語聴覚士に必要な知識や技能に加え、幅広い教養や医療倫理などを、教養科目や学部共通科目を通して学びます。

言語聴覚療法の基礎を理解する
言語聴覚療法の対象領域は、言葉、聴こえ、飲み込みなど多岐にわたり、小児から超高齢者までの幅広い年齢層を対象とします。医学はもちろん、医療職や対人援助職に必要な知識を専門基礎科目や見学実習を中心に学びます。

責任を果たせる言語聴覚士をめざす
言語聴覚士としての役割を果たすために必要な知識や技能、およびさまざまな訓練や支援の方法について、専門科目や臨床実習を通して学びます。

未来に向けて成長し続ける言語聴覚士をめざす
学内外での多岐にわたる学びの集大成を行うとともに、未来に向けて、新しい知識を得るために学び続ける謙虚さと誠実さ、そして常に自己研鑽に励む実行力と創造力を身につけます。
国家試験への取り組み
1年次から国家試験の対策講座を行い、あわせて定期的な試験で一人ひとりの学力把握と弱点克服をサポートしていきます。また森ノ宮医療大学オリジナルの模試を実施し、習熟度の確認を行います。
PICK UP授業
言語聴覚障害学概論Ⅱ
言語聴覚療法の各領域の概要や、言語聴覚士の実際の業務内容について学びます。早期から専門科目の内容にふれることで、自らの将来像をイメージしながら、資格取得に向けた目標意識をもって積極的に学修に取り組む姿勢を身につけます。

発声発語・嚥下障害学Ⅲ
嚥下障害(食物を口から安全に飲み込めない)の要因や臨床像、言語聴覚士が主に担当する評価やリハビリテーションの方法について学びます。「安全に食べること」は健康維持や体力回復を目的とした栄養摂取はもちろんのこと、日々の楽しみや人間の尊厳にも関係します。近年、とても注目されている領域です。

臨床実習Ⅲ(総合実習)
臨床実習Ⅲでは、これまでに学内で学修した言語聴覚療法の知識と技能、そして2、3年次の臨床実習Ⅰ(見学実習)とⅡ(評価実習)の学びを基に、対象者の評価や訓練などに取り組みます。言語聴覚療法の臨床力や実践力を高めると同時に、医療人としての見識を深め、臨床現場でのコミュニケーション力を高めます。

臨床実習
主な実習先
~最先端医療を提供する基幹病院を中心に確保~
2022年11月現在、言語聴覚学科(仮称)の実習先として、大阪・兵庫の大学病院・基幹病院等の約20施設を確保。
さまざまな症例を経験することで自分に合った領域が見つかり、さらなるステップアップの可能性が広がります。

医療法人錦秀会 (阪和病院・阪和記念病院)
[病床数]913床
※2病院あわせて

大阪急性期・総合医療センター
[病床数]865床

大阪国際がんセンター
[病床数]500床

愛仁会リハビリテーション病院
[病床数]269床
実習スケジュール
言語聴覚学科(仮称)では学内での座学や演習のほか、2年次から始まる学外実習では、実際の臨床場面で言語聴覚士として必要な技術の修得はもちろん、患者さんとの関わりを学ぶことができます。
(2週間)
臨床実習Ⅰ(見学実習)
実習前には学内で臨床実習基礎セミナーを行います。
(5週間)
臨床実習Ⅱ(評価実習)
実習前に臨床実習基礎演習を行い、臨床の現場へ繰り出します。
(8週間)
臨床実習Ⅲ(総合実習)
これまでに学修した言語聴覚療法の知識と技能を臨床場面で総合的に実践します。


臨床力を鍛える実践的な取り組み
言語聴覚士・患者・確認者の3役に分かれ、それぞれをローテーションしながら実施する臨床能力試験を実習前に実施。多様な視点に立ち、お互いにフィードバックすることでさらに理解を深め、臨床現場で必要な「技能・知識・対話力」(=臨床力) を養います。


教員紹介
経験豊富・バラエティ豊かな教員が集結!
言語聴覚学科(仮称)には大学、医療機関、地域医療で豊富な実務経験をもつプロフェッショナルの教員が就任予定。
多彩な経験をもとに、患者さんが安心してリハビリテーションを受けることができるコミュニケーション力と専門的知識・技能を備えた言語聴覚士を育成します。


担任制の導入、少人数教育の実現により学生生活を総合的にサポート
言語聴覚学科(仮称)では、少人数の学生を集中的に指導する担任制(1学年2名の教員が担当)を採用。少人数制を導入し、修学指導や大学生活の悩み・疑問の相談を行い、一人ひとりに目が届く距離であなたの学生生活をサポートします。
