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予備校の先生に聞いた!看護医療系の入試動向

予備校の先生に聞いた!看護医療系の入試動向

昨今の看護系大学・専門学校の動向について「関西看護医療予備校」の先生が分析!
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大学・専門学校の各科目のねらいを理解して、十分な対策を

科目別

看護医療系大学

看護・医療系であるから特殊な傾向があるかというと、こと現代文に関しては際立つことは極めて少ないです。推薦入試で若干知識分野の偏重の学校もありますが、それは私立文系の大学にもあること。
とにかく読解力を身につけないことには話になりません。受験現代文の読解は学校の授業とは方向性が異なるので初見の文章でも対応できる方法論を身につけなければなりません。(ただし現役生に関しては学校の授業は語彙力や文学史の知識、小論文・作文を書くための材料を身につける場として重要なので、あだやおろそかにしてはいけません。)
出題される文章は評論が主ですが、現代文のみが範囲の学校では私立文系よりもむしろ多く小説が出題されるので、そちらも訓練しなければいけません。文章のレベルも設問の質も私立文系の人気校に匹敵する学校も多いです。
一方で知識分野もしっかりと押さえる必要があります。英語や数学の勉強の間の休憩時間などに漢字や語句の勉強を組み込みましょう。また文学史がよく出題されるので国語便覧などの主要な項目もしっかり覚える必要があります。

対策① 評論文や小説などさまざまなジャンルの本に親しみ、読解力を高める
対策② 漢字や語句に関する知識を確実に身につける
対策③ 文学史の主要なポイントをおさえる

看護医療系専門学校

科目によって違いはありますが、看護・医療系の場合、現代文においては一般大学受験と大きなレベル差はありません。むしろ、文系の入り易い大学より難しい問題を出題する学校も多いので、しっかりと対策を行う必要があります。
とにかく読解力を身につけること。受験現代文の読解は学校の授業とは方向性が異なるので、初見の文章でも対応できる方法論を身につけなければなりません。(ただし現役生に関しては学校の授業は語彙力や文学史の知識、小論文・作文を書くための材料を身につける場として重要なので、あだやおろそかにしてはいけません。)
出題される文章は評論が主ですが、範囲が現代文のみであることがほとんどなので、私立文系大学よりも多く小説が出題されるため、その対策も必要です。文章のレベルも設問の質も私立文系大学の中堅校に匹敵。また、募集人員が多くなく採点する答案が比較的少ないせいか、大学・短大よりも記述問題が多く出題されます。敬遠せずに取り組みましょう。
一方で知識分野もしっかりと押さえる必要があります。英語や数学の勉強の間の休憩時間などに漢字や語句の勉強を組み込みましょう。また文学史が良く出題されるので国語便覧などの主要な項目をしっかり覚える必要があります。

対策① 幅広いジャンルの文章にふれ、初見の文章にも対応できる読解力を身につける
対策② 漢字や語句に関する知識を確実に身につける
対策③ 文学史の主要なポイントをおさえる

看護医療系大学

看護医療系大学・学部の英語入試は文法・語法問題、会話問題、長文総合問題に大別されます。標準レベル以上の出題が多く、試験時間内に解答するにはスピードが求められます。
文法語法問題の対策は、頻出文法事項である動詞の語法、時制、仮定法、準動詞、関係詞、比較、接続詞、代名詞、前置詞などを徹底的に習得することが大切。
会話問題対策は会話の定型表現を覚えて質疑応答の型を身につけるのが有効です。
長文総合問題対策は、語彙力面では単語集を一冊マスターすることが効果的。英文を読みながら未知の単語の意味を前後の文脈から類推する訓練も必要です。長文の主題は、医療分野の論説文、時事問題を扱った内容、エッセイ、言語論や科学論など多岐にわたっていて、多くの問題量を限られた時間内に解答するためには、多数の長文読解問題を解き、過去問に取り組むことが求められます。特に科学関係の内容を取り上げている長文に慣れるためには、英字新聞などの活用がおすすめです。なお、推薦入試と一般入試で同じ出題形式の大学が多いですが、一般入試のほうが問題量の多い大学もあるので確認が必要です。

対策① 回答時間を設定し、スピーディーかつ正確に問題を解く練習を積み重ねる
対策② 英字新聞などを活用し、英語の長文に慣れ親しむ
対策③ 文法語法問題:頻出文法事項のポイントを確実におさえる
対策④ 会話問題:会話の定型表現を覚える
対策⑤ 長文総合問題:単語集を復習しつつ、初見の単語の意味を文脈から類推する訓練を行う

看護医療系専門学校

入試で多く問われる内容とその出題形式は、次のようになります。

(1)単語・イディオムの知識

①単語の発音・アクセント
②単語のスペリング・意味(特に、身体部位や看護医療関係の基本名詞)
③イディオムの一部の適語選択、適語補充

(2)文法・語法、構文の知識

適語選択、適語補充、書きかえ、整序、誤文訂正

(3)会話文の読解

適する応答文の選択

(4)随筆や論説文の読解

空欄部の適語補充、脱文の補充、指示語が指し示す内容の指摘、下線部の理由や言い換え表現、内容合致文の選択

上記の傾向を大学入試の英語問題と比較してみると、専門学校入試では a)中学校レベルの単語・イディオム・文法(someとanyの使い分けなど)・構文(make+目的語+補語)の知識も多く出題、b)高校レベルの文法・構文の知識をあてはめて解く問題では、答案を作り易いものが多い、c)英文読解では、英文の量がさほど多くない(たいてい3~4パラグラフ程度)ということになる。しかし、入試対策としては大学入試の準備と同じ範囲を学習し、体得しておくことが望ましいです。

対策① 中学レベルの単語やイディオム、文法などの見直し
対策② 英語の長文に慣れ、文章の流れをスピーディーかつ正確にとらえる練習を積み重ねる

看護医療系大学

推薦入試の近年の出題傾向を見てみると、いずれの大学の公募推薦入試において高校での基礎・基本の習熟度や学力の到達度を測るために、教科書の本文中の設問から章末問題のレベル、つまり基本から標準レベルの問題が大部分を占めています。一部の大学の一般入試で出題されるような、教科書の内容を超えた解法テクニックが必要とされる問題はほとんどありません。
ただし、平易な設問が多いからといって油断してはいけません。典型的・定番的な設問にはすばやく条件反射的に対処できると同時に、計算でミスをしない学力を身につけておく必要があります。教科書の内容を十分にマスターしておくと共に典型的・定番的な問題の演習を参考書・問題集でおこなう過程で計算力をつけてください。その際に、解答時間を意識して解くようにすると、より実践的な学習になると思います。
一般入試の近年の出題状況は、まず設問の難易度については、大学ごとに多少の差はあるものの、大多数の設問は基本(受験者の70%以上が正解するであろうレベル)から標準(受験者の40~70%程度が正解するであろうレベル)の難易度のものであり、それ以上のレベルの設問はごく少ない。仮に難解なレベルの問題が出題されたとしても、出来・不出来は合否に関係しないと思われます。また量的には、平均的な学力の持ち主であれば制限時間内にすべての設問を解答できるように配慮されている大学がほとんど。
したがって、試験準備の方法としては①まず教科書レベルの定理・公式や定義をまんべんなくマスターし、②その上で解説が丁寧な参考書・問題集で学力のブラッシュアップをおこなうことをおすすめします。
典型的・定番的な設問を処理する際に、解き方の方針を決めるために多くの時間をさく余裕はおそらくありません。こうした設問の解法をすべて頭に入れた上で、ミスしない計算力を養成してください。

対策① 典型的・定番的な問題の解法を修得する
対策② 練習問題、演習問題で繰り返し問題を解き、ミスしない計算力を身につける

看護医療系専門学校

入試で多く問われる内容は、次の通りです。

(1)数と式の計算

①実数(特に無理数)の四則計算
②文字式の四則計算(特に単項式の乗法・除法、式の展開と因数分解)
③無理数の分母の有理化、二重根号の簡約、代入計算
④絶対値記号、\begin{align} \sqrt{(文字式)^2} \end{align}の簡約

(2)方程式・不等式

①2次方程式、連立方程式の解
②2次不等式、連立不等式の解
③2次方程式の解の判別
④方程式・不等式の文章題(特に、食塩水などの濃度)

(3)2次関数

①放物線の頂点の座標、軸の方程式
②放物線がx 軸から切り取る線分の長さ
③2次関数の決定(3点を通る放物線など)
④放物線の平行移動・対称移動
⑤最大値・最小値の求値(特に、場合分けが必要なもの)

(4)三角比

①三角比の1つ(たとえば、sinθ)の値が与えられたときの、他の三角比(たとえば、cosθ,tanθ)求値
②三角方程式・三角不等式の解
③平面図形への応用(特に、正弦定理・余弦定理・面積公式を利用する計算)

上記の頻出項目の他に、近年は学校によって数学Ⅰの「データ分析」、数学Aの「場合の数、確率」からの出題もあります。志望校の募集要項を読み、出題される範囲を確認してください。また、各学校の入試過去問を入手できる場合は、出題される問題のレベルと自己の学力とを考え合わせた上で、受験する学校を検討しましょう。設問難易度は、おおむね教科書や平易な参考書の例題・章末問題のレベルではありますが、一部の学校ではそれを超えたセンター試験レベルのものを出題しています。

対策① 受験校の過去問で出題傾向をつかむ
対策② 典型的・定番的な問題の解法を修得する

看護医療系大学

公募推薦、一般入試ともに全体的に解答は選択問題が多く、記述式は少ない。人体に関する分野から主に出題されています。体内環境の維持と免疫に関する出題や血液循環や血液の有形成分などが多く出題されました。ヘモグロビンによる酸素運搬について正しい理解が必要な問題もあり、教科書や資料集など利用して酸素解離曲線のグラフについて正しい理解が必要です。
「生物基礎」については教科書の全範囲から出題されています。「生物基礎」だけ出題されている大学・短大の場合については、近年は植物分野の設問も出題されてきたので、植物分野であっても手を抜かずに、取りこぼしのないようにすべて取り組む必要があります。基本的・標準的な問題が多いので教科書、教科書傍用の問題集は丁寧に仕上げてください。それだけで高得点がめざせます(基本的・標準的な問題が多いということは、高得点での競争であるので取りこぼしのないようにしたい)。
「生物」については、教科書自体が分厚く出題範囲が広い。教科内容をしっかり理解したうえで、教科書傍用の問題集を繰り返し解く必要があります。難易度は標準的であるが出題範囲が広いので、時間をかけてまんべんなく勉強してください。
特に「発生」「動物の恒常性」については、頻出分野なので特に時間をかけて取り組む必要があります。人体に関する分野については、教科書の囲いの内容(発展内容)からの出題もあるのでしっかりと理解し、図を中心に正しく覚えておく必要があります。
公募推薦入試については、「生物基礎」は全範囲、「生物」は教科書の前半4分の3からの出題を主とする大学が多い。また、一般入試については「生物基礎」「生物」ともに全範囲からまんべんなく出題されている大学が多く見られました。受験する大学によっては「生物の進化」、「生物の系統と分類」からの出題に対しても十分に対策をしておく必要があります。

対策① 全ての範囲において、グラフや図を含め、正しく理解し暗記する
対策② 練習問題、演習問題で繰り返し問題を解き、ミスしない計算力を身につける
対策③ 「生物」:知識を身につけたうえで、繰り返し問題集を解く

看護医療系専門学校

生物基礎の範囲からの出題であり、授業で習った範囲を問うレベルのものが大半で、全範囲から出題されています。なかでも「動物の体内環境」、「生殖と発生」、「代謝」、「遺伝子」など人のからだの特徴や機能の問題が良く出題されています。
基本的・標準的な問題が多いので教科書、教科書傍用の問題集は丁寧に仕上げてください。

対策① 生物基礎の範囲において、グラフや図を含め、正しく理解し暗記する
対策② 人のからだの特徴や機能については重点的に勉強を進める

看護医療系大学

化学を選択する場合、化学基礎1科目で受験できる学校は非常に少ない。化学基礎+化学または化学基礎+生物基礎が必要となります。受験科目で理科を選択する場合は、受験校を絞った場合を除くと化学基礎・生物基礎・化学(生物)の3科目を勉強しましょう。
また、関西(京都・大阪・奈良・兵庫)地区において、推薦入試でも選択できる地区は大阪が一番多く、続いて兵庫県です。他の地域では比較的に推薦入試は課しません。むしろ、一般入試に必要な科目となっています。

対策① 受験校の入試科目を確認し、化学基礎・生物基礎・化学(生物)の3科目の勉強をまんべんなく行う

入試方法別

千里金蘭、武庫川女子、神戸学院を除いてほとんどが化学基礎からの出題でした。問題レベルとしては、大阪青山・森ノ宮医療は、私立薬学レベル、四條畷・神戸女子大・姫路獨協大は、センターの化学基礎レベルの問題、他は比較的易しく、易しい大学は化学式や反応式を書かせるところも多く、少し難易度が上がるとマーク式になる。
出題範囲としては、化学基礎のモル、反応式、化学結合が必須で、固体の溶解度や濃度を出しているところが多く、どちらかというと、酸化還元や酸塩基の出題は少ない。
勉強としては、問題集の基本~標準の例題レベルをこなしたり、センター用のマーク問題集を演習すると良いでしょう。

ほとんどの大学がマーク式。摂南大、大和大については高分子化合物の糖やたんぱく質も出題されていますが、他ではほとんど出題されていません。平衡・電離平衡についてもあまり出題されておらず、上記の大学と、森ノ宮医療大、兵庫医療大、同志社女子、武庫川女子、神戸学院大ぐらいです。また、気体や溶液の計算問題の出題も比較的少ない。
問題レベルは上記の大学以外はセンターレベルか、もう少し易しいものが中心で、勉強としては推薦と同じく、問題集の基本~標準の例題レベルをこなしたり、センター用のマーク問題集をこなしたうえで、過去問を演習するといいでしょう。

大学の受験者数は年々増加傾向

しかし...

看護系大学は増加傾向

看護系大学の受験者数は、年々増加傾向にあります。近畿においては2011年度から2013年度にかけて毎年約3,000~4,000 人ずつ増加しており、この5年間で受験者数は約1.4倍になっています。また、倍率も6.5倍から7.0倍と増加しています。

年々増加

看護系専門学校は減少傾向

看護系専門学校の受験者数は、ここ数年は減少傾向にあります。近畿において2012年から14年度は約200~500名の微弱でしたが、2015~16年には、約2,000名の減少がみられました。倍率は4 . 6倍から 3 . 4倍と減少傾向ですが、まだ入りづらい状況は続いています。

年々減少

看護系は今まで専門学校に進学していた受験生が大学の増加にともない大学へ進学するようになり、専門学校の減少分が大学の増加分になっているため全体の受験者数は変わっていません。また、今後は景気の回復により社会人層の減少が考えられることから、専門学校の受験者数に影響が出てくると考えられます。

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