医療系総合大学で看護・理学療法・作業療法・臨床検査・鍼灸を学ぶ

鍼灸学科

スポーツ特修コースについて

保健医療・スポーツ分野における高度医療専門職者、基礎医学に関する深い学識と幅広い視野をもった教育者を育成します。

スポーツ特修コースについて

3分野の資格が同時に取得可能で、
将来の可能性が広がります!

医療知識・技術に加え、スポーツに関する専門知識や指導技術をより深く学びます。
スポーツ特修コースのカリキュラムに加え、教職課程を履修することで保健体育の教員免許を取得することができます。

ケガや予防に関する高い専門知識や技術を持つ体育教員

スポーツを指導できるスキルだけでなく、万一のケガなどにも対応できる技術は、教育の現場でも発揮されます。

※スポーツ特修コースの卒業単位(140単位)修得に加え、教職課程科目の単位(高校教諭29単位、中学校・高校教諭35単位)を修得する必要があります。 (2017年度入学生の必要修得単位数であり、変更になることがあります。)

資格説明

はり師・きゅう師
鍼(はり)と灸(きゅう)を使って、痛みをコントロールしたり内臓の働きを良くし、回復力を高める伝統医療を行う国家資格です。医療系国家資格の中では数少ない「独立開業権」を持ち、資格取得後は鍼灸師として鍼灸院の開業や、スポーツトレーナー、さらには美容分野と幅広く用いることのできる治療・予防技術です。
中学校・高等学校教諭 一種免許状[保健体育]
国公立・私立の中学・高等学校で保健体育科の教師として働くために必要な資格です。専門の科目・教科を教えるだけでなく、担任として学級を運営したり、クラブ活動などを指導監督したりと生活と学習の両面からサポートすることが求められます。また、からだの仕組みについての指導やケガなどが起こった時に応急処置を行えるように指導するなどの医療知識も必要となります。
健康運動実践指導者
積極的な健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に実践指導できる能力を有する者に与えられる資格です。現在、社会が直面している健康課題、さらに生活習慣の乱れやストレスが健康に及ぼす影響などを改善する知識や指導スキルは大変重要になってきており、運動指導はもちろん、教育現場でも大変有効な資格です。

学びの特長

医療大学だからできるスポーツ・医科学の学び

医療系国家資格+教育職+スポーツ、3分野の資格のトリプルライセンスを取得
「はり師・きゅう師 国家試験受験資格」に加え、「高等学校教諭一種免許状(保健体育)」と「中学校教諭一種免許状(保健体育)」を取得できる大学は、全国でもわずかしかありません。さらに、「健康運動実践指導者」の資格取得も可能で、4年間で専門性の極めて高い3分野の資格を取得することが可能となります。
より高度なレベルのスポーツ科学を学ぶ
医療大学だからこそ、医科学的な視点でスポーツや運動を捉える力を養うことができます。最先端の医療機器やトレーニングマシンを用いて運動による身体生理機能向上のメカニズムを研究でき、スポーツ種目に応じた効果的なトレーニング方法の開発も可能です。実習や演習に重点を置き、体系的な学びで現場での実践力・応用力を培います。
基礎医学を広く深く学べる環境
医療人の育成を目的とする大学として、他大学のスポーツ・健康科学系の学部・学科にはない解剖学など、基礎医学に関する科目を豊富に設置。医科学系の高度な専門知識を広く深く学ぶことができます。疾患患者からトップアスリート、また子どもから高齢者まであらゆる世代の対象者に対して安全性に考慮しながら実践的な指導力を発揮できる保健体育科教員や、運動指導者を養成します。
徹底した少人数教育
鍼灸学科の定員は1学年60名、そのうちスポーツ特修コースは20名と、医療大学だからこそできる、きめ細やかで質の高い少人数教育を徹底的に実践していきます。一人ひとりの個性や成長、目的に合わせた指導を行う本学なら、自分のペースで確実に学力やスキルを高めることができます。
専門分野を極めた教員スタッフ
教員スタッフは、全員が各々の分野で優れた研究業績と技能および指導実績を有する専門家。運動時の身体応答や効率良いトレーニング手法などの疑問解明にも取り組んでいます。研究によって得られた知識は、大学教育の現場はもちろん、広く地域・社会に還元できるよう、日々努力を重ねています。

カリキュラム・授業紹介

スペシャリストとしての実践力を養う4年間

学びのステップアップ

スポーツ実習 -指導者としてスポーツにアプローチ-

教育とスポーツの現場に必要な基礎的知識と技術、安全や環境に配慮したスポーツ実習のあり方について学びます。一つの種目を集中的に学び、その種目に対する実践力と専門的知識を備えることで、指導者に求められる効果的な指導法を修得。少人数制で、個々の習熟度と課題を明確にします。

【実習例】
スポーツ実習Ⅰ~Ⅷ(陸上競技、水泳、器械運動、ダンス、柔道、サッカー、体つくり運動、生涯スポーツ)


脳循環・呼吸調節機能の測定評価

ゼミナール -医科学という視点でスポーツを研究-

本コースのゼミでは、スポーツ医科学研究のスキル向上をめざした、少人数制の講義、演習、実習プログラムを実施します。具体的には、「生体反応の計測技術」や「計測した時系列データを効率よく処理するための表計算・統計ソフト活用法」を修得します。また、スポーツ生理学や心理学、バイオメカニクスなどの専門知識を自在に活用できるよう養成し、卒業研究に取り組んでいきます。将来、大学院進学を希望する学生も、高度で専門的、学術的な研究能力を身につけることができます。

【ゼミナール例】
呼吸・循環調節系の動作原理の解明研究/運動に対する呼吸・循環・代謝系の適応機構の解明研究/種目特性に応じたスポーツ選手の競技力向上のための最適トレーニングプログラムの開発

教育実習 -スポーツを生徒へ教える技術を実践-

3年次までに培った知識と実践的指導力を教育現場で応用する科目。大学で学んだ内容を統合し、実際の学校現場で生徒への授業を行います。教育実習前後には、現場経験豊富な教授からの指導も実施。医療大学だからこそ養えたスポーツ・医科学の専門的知識を教材研究に盛り込むことができるのも特徴の一つです。

【講義・実習例】
保健体育科教育法Ⅰ~Ⅳ/教育実習事前事後指導/教育実習Ⅰ・Ⅱ/教職実践演習(中・高)


運動生理機能学演習

講義・演習 -人体の仕組みや運動について理論で考察-

運動制御系や、呼吸循環代謝系およびそれをコントロールする自律神経系の解剖と生理を学び、スポーツ・健康科学の基礎知識を身につけます。演習では、課題に班単位で取り組み、動きのメカニズムや、運動時の呼吸、代謝反応を測定する方法論の基礎を学習。また、医療やスポーツ科学の現場で活用されている「心肺運動負荷試験の基礎理論とその評価法」を学びます。グループ学習、課題レポートの作成を通じて、健康維持増進に必要な運動処方プログラム作成の考え方も身につけます。

【講義・演習例】
運動生理学/スポーツ心理学/スポーツバイオメカニクス/スポーツ健康科学演習/トレーニング科学演習Ⅰ~Ⅳ

将来の活躍分野

医療
● 鍼灸院
● 医療系研究施設
● 病院・クリニック
体育
● 中学校教諭(保健体育)
● 高等学校教諭(保健体育)
スポーツ
● スポーツトレーナー
● スポーツ・健康産業
● スポーツ用品メーカー
● フィットネスクラブ

クラブ活動

スポーツ特修コースでは、クラブ活動が実習経験とスポーツ指導者育成の場になります。医療分野だけでなく、学校教育の現場やスポーツ関連分野で活躍でき、さらには地域住民のスポーツ指導および健康増進にも貢献できる人材の育成が、スポーツ特修コースの目的です。本学ではクラブ活動を、スポーツ・教育・医療分野の専門的知識や指導技術を身につける実習の場として位置づけています。スポーツ特修コースの学生は、原則、入学後に体育会クラブに所属することが必須となり、4年間継続して勉学と部活動(クラブ活動)を両立することをめざします。
※本学にないクラブ活動を希望される方は事前に本学までお問い合わせください。

強化クラブ
本学および本学のクラブ活動全体の活性化を目的として強化クラブを設け、活動の支援を行っています。
体育会クラブ

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施設紹介


舞洲アリーナ

スポーツ実習の授業は学内施設のほかに、本学近隣(バスで10分)にある公設のスポーツ施設「舞洲スポーツアイランド」でも行います。国際大会でも使用され、バレーボールであれば4面が確保できる広々とした体育館「舞洲アリーナ」をはじめ、野球場や運動広場、テニスコートなど充実した施設が配置されています。

体育館・トレーニングルームMTC
              (メディカル・トレーニング・センター)

2016年春、さらなる施設充実を図るべく、新しい体育館「MTC(メディカル・トレーニング・センター)」が完成しました。フロアの広さは、バスケットボール用コート2面が入るスケールを実現し、バレーボールの国際試合基準をクリアする天井高も自慢です。さらに、本学の教員が厳選した最新の機器が揃うトレーニングルームも併設されています。


体育館

トレーニングルーム

スポーツ特修コースに関するQ&A

<コース選択について>

コース選択はどのように決定するのですか?

出願・受験時ではなく、在学中に行います。入学後、学習を積んだうえで本人の希望と学業成績(GPA)などをもとに2年次に決定します。
※ただし、AOスポーツ入試での入学者は入学後のスポーツ特修コースへの在籍が確約されています。

スポーツ特別奨学金

コース変更はできますか?

スポーツ特修コースに在籍していても、場合によっては鍼灸コースへのコース変更をすることも可能です。ただし、鍼灸コースからスポーツ特修コースへの変更は認められていません。

スポーツ特修コースに在籍しても鍼灸は学べますか?

はい。スポーツ特修コースもはり師・きゅう師国家試験受験資格を卒業時に取得することになり、鍼灸コースの学生と一緒に学びます。

スポーツ特修コースを希望する場合、体育会クラブに所属する必要はありますか?

原則、入学後いずれかの体育会クラブに所属することが必須となります。スポーツ特修コースでは、クラブ活動をスポーツ・教育・医療分野の専門的知識や指導技術を身につける実習の場として位置づけています。 ※本学にないクラブ活動を希望される方は事前に本学までお問い合わせください。

<入試・学費ついて>

スポーツAO入試について教えてください。

サッカー(男子)またはバスケットボール(女子)のスポーツ活動において「都道府県大会ベスト16」あるいはそれに準ずる実績を持つ方を対象に、面接、小論文などで選抜する入試です。出願にあたってはいくつかの基準がありますので、詳細については事前にこちらでご確認ください。

スポーツ特別奨学金について教えてください。

「スポーツ特別奨学金」は、スポーツAO入試に合格された方を対象に給付される、本学独自の奨学金です。大学へ返還する必要のない給付型の奨学金となっています。

学費

学費は、「鍼灸コース」と異なりますか?

学費は同額です。ただし、スポーツ特修コースで教職課程を履修する場合、3年次に教職課程登録料として、別途5万円が必要となります。

[参考] 初年度に必要な学費(2018年度)
[鍼灸学科]鍼灸コース/スポーツ特修コース 1,830,000円
入学金、前期・後期学納金の合計です。
その他諸費等が必要となります。
Students INTERVIEW

治部 力哉 さん
鍼灸学科 3年 [大阪府・近畿大学附属高校出身]

目標に直結する学びに、成長を日々実感。鍼灸を、教育現場やアスリートのために活かしたい。幼稚園から高校までラグビーに熱中していたため、ケガが絶えませんでした。その経験から、将来はスポーツに頑張る人たちを支える仕事につきたいと思うように。かかりつけの鍼灸院の先生から、『スポーツ分野でのケアに鍼灸の技術が役立つ』と伺ったことをきっかけに、この道への進学を決意。また、中学や高校の保健体育教員になって部活で生徒たちの身体をケアできる顧問やコーチを務める、という選択肢も視野に入れ、スポーツ特修コースへ進みました。現在、一番興味を持って取り組んでいるのは鍼灸実技の授業。学んだ知識や技術をもとに、同級生と鍼を施術し合います。気をつけているのは「患者さんを不安にさせないこと」。不安な感情は表情や仕草で相手に伝わるため、自信を持って治療に臨めるよう、技術と知識に磨きをかけています。そうした姿勢も医療に携わる者の責任だと感じています。鍼灸をはじめ、学内でのスポーツトレーナー体験など、将来に直結する学びの毎日に、着実な成長を実感しています。

スポーツ特修コース長 メッセージ

教育やスポーツ現場、地域医療で活躍できるリーダーを育成。


本コースでは、少人数制を活かした講義、演習・実技、卒業研究を通じて、スポーツを科学する論理的思考や医学的知識・技能、および保健体育科教育に対する指導技術を段階的に修得することができます。卒業後は地域医療や学校教育現場、スポーツ指導分野において活躍できる次世代リーダーをめざしてほしいと考えています。

博士(学術)(大阪市立大学)。1997~大阪大学助手、2000~国立循環器病センター研究所研究員、2007~現職。
[研究領域]システム生理学、運動生理学
宮本 忠吉 スポーツ特修コース長・教授

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