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鍼灸学科・理学療法学科を有する森ノ宮医療大学に、本年度より新たに看護学科が設立されました。東西医療にまたがる医療教育を実践している本学は、この看護学科新設により、3つの分野が縦横に絡み合い、これまで以上に幅広い多様な学修をめざし、魅力ある大学へと進化しています。
新たなステージへ向かった本学では、各分野のエキスパートである教員が学科の枠を超え、東西医療の垣根を超え、確かな医療知識・医療技術を教育します。また、中核病院を中心とした多様な連携病院を豊富に確保しているのも、都市型医療大学ならではの魅力であり、病院実習では実践力を身につけるとともに、医療の奥深さ、重要性、そして医療の魅力をいっそう実感できることでしょう。
「Hospitality : 他者への思いやりの心」・・・「Hospital : 病院」はこの言葉を語源としています。すなわち、医療人の基盤は病に悩む人間への思いやりです。本学は、単なる知識人を作るのではなく、幅広い教養と豊かな人間味を育むことにも重点を置き、品位ある医療人を育てたいと考えています。
本学の主役は皆さまです。学生一人ひとりの個性を尊重した、きめ細やかな教育を行います。オープンキャンパスでもこのような本学の魅力を感じていただけると思います。多様な医療への学びの意欲を持ち、人間味あふれる医療人をめざす皆さまの入学を心よりお待ちしております。
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森ノ宮医療学園は、1973年に当時業界で活躍していた7人の臨床家が、自ら後継者を育成すべく設立して以来、つねに臨床経験豊富な教授陣が実践的な教育を行って参りました。これが“臨床の森ノ宮”として、特に業界から高い評価を受けている所以です。この伝統は森ノ宮医療大学にも受け継がれ、鍼灸学科はもちろん、理学療法学科においても専門科目をはじめ、基礎医学を中心とする専門基礎科目群を教授する教員の多くが臨床にたずさわっています。
医学部を含む医療系大学では、ややもすると国家試験合格率に傾注するあまり画一的な知識偏重の指導に陥り、医療人を育成するという本来の目標が見失われがちです。そのようななか、本学は創立以来の教育目標を堅持し、学生たちが、未来の医療を担うに足る質の高い臨床基礎力を身につけ卒業していけるかということを念頭に教育内容を拡充して参りました。
臨床は、たんに知識と技能だけでは成り立ちません。診断技術、治療技術などの専門的技術に加え、コミュニケーション能力や探求心、さらに経営的センスにわたるまでさまざまな能力が求められます。在学時に、これらの能力の基礎となる多くの事柄を身につけていただくために、初学年よりモチベーション向上や臨床のアウトラインを知るための早期体験学習をはじめ、臨床実技に力点を置いたカリキュラムを構築しています。具体的には、つねに最良の医療を提供できる医療人として、生涯学び続ける姿勢、科学的思考、さらに高い倫理観を身につけるべく人間理解をめざした教養科目群を配し、専門領域においては経験豊かな教授陣が直接指導を行います。
森ノ宮医療大学は、「咲洲(さきしま)コスモスクエア」という交通至便の地に、地域とともに発展する都市型大学としてスタートしました。2008年にはキャンパス面積を2倍に拡大。2009年には28年にわたって地域医療に貢献するとともに臨床実習施設として活躍してきた附属施術所が緑橋に移転、拡張、診療科目を増設し、最新のMRIを備えた施設としてグレードアップしました。2010年には、“医食同源”を学生自らが食を通して体験することをめざし、減農薬・有機栽培に取り組む農家と提携して、安心安全な食材を使ったレストラン『Medi-Cafe』を開設しました。
さらに2011年には、保健医療学部看護学科、および大学院保健医療学研究科修士課程を設置し、教育・研究の充実に努めております。看護学科開設に際しては、伝統医学(鍼灸学)と現代医学(理学療法学)の融和と相互補完による『統合医療』をめざすという開学以来のコンセプトのもと、「手当て」の原点ともいえる看護(西洋医学)分野を加えて、より全人的な立場から治療にたずさわることのできる質の高い看護師などの人材を、また修士課程においては次代を担うより高次の研究者を社会に送り出すことをめざしています。
これからの時代は、たんなる医療知識だけでなく、たとえば人間関係その他に起因するストレス性疾患への対応や、生活習慣などを指導できる能力を身につけた、豊かな人間性も必要になります。臨床経験を通して早くから患者さんに接し、自身の仕事の貴さを学ぶことができる本学のカリキュラムは、そうした応用力を身につける第一歩としてふさわしいものです。東西の両医学を学ぶことで、伝統と合理性を取り入れ、既成概念の枠組みにとらわれない自由な発想を養い、一流の専門職医療人、ひいては一社会人としての高い素養も身につけるための起点となる大学であると自負しています。基本的な学習習慣が身についている方々であれば、けっして高いハードルではありません。志あるみなさんの入学を期待しています。



