GRADUATE SCHOOL OF HEALTH SCIENCES
MORINOMIYA UNIVERSITY OF MEDICAL SCIENCES

大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻(修士課程) PROFESSORS

指導教員

五十嵐 淳介 教授
保健医療学研究科 研究科長

研究指導内容
血管新生の調節を介した、循環器疾患新規治療法の開発を目指す。①心血管系細胞における受容体情報伝達機構の解析、②血管新生促進作用を持つ新規化合物の作出と作用機序の解析、③虚血性心疾患等の病態モデルにおける検討、を進めている。
担当科目
専門演習、特別研究

五十嵐 淳介教授

伊藤 直子 教授

研究指導内容
発達過程、特に思春期までの作業(生活行為)を分析する視点を学ぶ。子どもの成長や発達を守るために必要な個人と環境への働きかけや、作業が健康と安寧に及ぼす影響を作業科学(Occupational Science)を基盤とした質的研究で明らかにする。
担当科目
発達支援リハビリテーション特論、専門演習、特別研究

伊藤 直子教授

稲田 慎 教授

研究指導内容
心臓の電気生理学的現象および不整脈の発生および維持のメカニズムを解明し、治療へつなげることを目指したシミュレーション研究を行う。心臓の細胞、組織レベルでの電気的興奮現象を再現するための数式モデルの構築、構築したモデルを応用した薬物や電気ショックによる作用等について検討する。
担当科目
シミュレーション医工学特論、専門演習、特別研究

稲田 慎教授

大西 英雄 教授

研究指導内容
放射性同位元素を用いた標的臓器及び組織内での血流動態や代謝(機能)動態をSPECTやPET画像を用いて生体内における組織内分子の挙動やトレーサーによる生体信号情報を可視化させ、その画像処理理論及び動態解析手法などの新たな知見の開発を目指す。
担当科目
分子イメージング解析学特論、専門演習、特別研究

大西 英雄教授

小縣 裕二 教授

研究指導内容
より少ない線量で、より多くの情報を取り出すための診療放射線技術の確立を目指す。放射線を用いてより短時間で、より安全で、より優しい画像検査を実践するためにモダリティーごとに撮影から画質評価および画像情報の定量化および分析方法について学ぶ。
担当科目
医療画像解析学特論、専門演習、特別研究

小縣 裕二教授

加納 寛也 教授

研究指導内容
①心臓血管外科手術に関わる人工心肺に対する研究②大動脈手術と血液凝固線溶系についての研究③周術期管理における臨床工学技士の役割・機器管理について学ぶ。
担当科目
専門演習、特別研究

加納 寛也教授

川畑 浩久 教授

研究指導内容
骨・軟骨、筋、靱帯の修復過程や関節炎、関節拘縮などの病態について、組織学的および分子生物学的に検討することにより、現在の治療法の正当性を示しつつ、新規治療概念の構築も目指す。
担当科目
柔道整復学特論、専門演習、特別研究

川畑 浩久教授

工藤 慎太郎 教授

研究指導内容
従来から行われている運動器系理学療法における評価方法や理学療法の効果を基礎的手法(解剖学的および生体力学的)を用いて解析し、新たな理学療法評価および介入方法を考案し、その効果を分析する。
担当科目
バイオメカニクス健康科学特論、運動器系理学療法学特論、専門演習、特別研究

工藤 慎太郎准教授

小宮山 恭弘 教授

研究指導内容
臨床検査で取り扱うMRIの原理や撮影方法と超音波検査の測定原理、CTやMRIなどの画像診断との違いについて学ぶ。また循環器領域や腹部消化管領域、乳腺や甲状腺などの体表領域について、疾患毎の画像的特徴を学ぶ。
担当科目
臨床検査画像診断学特論、専門演習、特別研究

小宮山 恭弘教授

澤田 優子 准教授

研究指導内容
理学療法対象者の特性に合わせた身体機能評価および介入方法の検討、効果判定について、文献研究、調査研究、実験研究などさまざまな研究手法を組み合わせて実施する方法を学ぶ。
担当科目
神経系理学療法学特論、専門演習、特別研究

澤田 優子准教授

中沢 一雄 教授

研究指導内容
①不整脈を中心とした循環器疾患の理解および解明を目的として、特に心臓モデルの作成あるいはコンピュータシミュレーションを用いた工学的研究を進める。②医療分野におけるヒューマン・コンピュータ・インタラクションの研究として、種々の医療情報を組合せ有効な改善方法を検討し、新規システムの提案や創成を図る。
担当科目
シミュレーション医工学特論、専門演習、特別研究

中沢 一雄教授

中原 英博 教授

研究指導内容
①呼吸循環代謝システムの長期トレーニング適応における順序発現機構の解明、②鍼通電刺激を用いた、心臓血管疾患リスク軽減のための外部制御システムの探索。
担当科目
運動生理学特論、専門演習、特別研究

中原 英博教授

中根 征也 教授

研究指導内容
①神経発達症児(発達障害児)における理学療法の有効性を運動と社会適応能力の両面から検証する、②特別支援教育分野における理学療法士の必要性の検討、③「知覚・認知」からみた理学療法の介入方法と有効性の検証、のいずれかを行う。
担当科目
保健医療教育特論、専門演習、特別研究

中根 征也教授

鍋田 智之 教授

研究指導内容
①ランダム化比較試験などを用いた鍼灸治療効果に関する研究を行う。近年は不眠症などの睡眠障害を対象としている。②はり師・きゅう師の養成における客観的臨床能力試験の導入と問題点について検証する。
担当科目
保健医療教育特論、現代臨床鍼灸学特論、専門演習、特別研究

鍋田 智之教授

橋本 弘子 教授

研究指導内容
様々な疾患(パーキンソン病、認知症、発達障害、脳卒中、精神科疾患など)に対し、ダンスが認知機能、精神機能、身体機能にどのような効果をもたらすのか、ニューロリハビリテーションの視点に基づいた研究をおこなう(ニューロダンス)。また健康維持増進に関するツールの開発、作成、普及、研究をおこなう。
担当科目
リハビリテーション学特論、難病リハビリテーション特論、専門演習、特別研究

橋本 弘子教授

原 良昭 教授

研究指導内容
臨床における有用なエビデンス構築のためにデータ処理・統計処理の手法全般について学ぶ。また、安全な医療のために医療機器における情報セキュリティ対策についても学ぶ。
担当科目
生物統計学特論、医用機器計測制御学特論、生物統計学後期特論、医療科学研究方法論、プログラム言語特論、計測数理モデル特論、専門演習、特別研究

原 良昭教授

堀 竜次 教授

研究指導内容
呼吸・循環・嚥下機能について種々の生体信号から解析し、新たな内部障害理学療法技術の開拓を目的とする。①誤嚥性肺炎発生リスクについて、呼吸と嚥下の協調性からの解明②呼吸コンディショニング効果の解明③心不全および脳卒中の離床リスクの解明のいずれかの研究を行う。
担当科目
内科系理学療法学特論、専門演習、特別研究

堀 竜次教授

前田 薫 准教授
保健医療学研究科 副研究科長

研究指導内容
ヒトの立位姿勢制御において、種々の要因が脳活動、筋活動および関節運動にどのような影響をおよぼすのかを神経生理学的手法と生体力学的手法を用いて検討する。その成果をもとに、立位姿勢制御に障害を有する患者の評価および障害の軽減のための手法開発を試みる。
担当科目
保健医療研究方法論、英語文献講読、バイオメカニクス健康科学特論、専門演習、特別研究

前田 薫准教授

松下 太 教授

研究指導内容
老年期のリハビリテーションやケアに関連する研究を中心に行う。特に認知症予防や介護予防、認知症の人に対する非薬物療法、重度認知症の人の意味のある作業やQOL、あるいは認知機能などに焦点を当て、時にそれらと脳機能との関連を明らかにし、根拠ある老年期のリハビリテーションやケアの開発に取り組む。
担当科目
リハビリテーション学特論、認知症作業療法学特論、専門演習、特別研究

松下 太教授

森 誠司 教授

研究指導内容
がんの浸潤・転移の分子メカニズムに関する研究を培養細胞等を用いた生化学的、分子生物学的な手法を中心におこなう。がんに特有な微小環境に着目し悪性化との関連を分子レベルで解析することで、がんの予後予測や治療標的となる分子の探索につなげる。
担当科目
専門演習、特別研究

森 誠司教授

森谷 正之 教授

研究指導内容
咀嚼、嚥下、呼吸など生命維持の根幹に関わる運動機能を制御している神経ネットワークについて、神経生理学的手法や免疫組織化学的手法を組み合わせて、神経解剖学的視点から解明することを目指す。
担当科目
保健医療研究方法論、人体構造学特論、専門演習、特別研究

森谷 正之教授

山下 仁 教授
保健医療学専攻 専攻長

研究指導内容
①代替医療・統合医療・鍼灸の普及や認識の状況調査、②鍼灸の臨床試験における適切な対照群の開発とその妥当性の検証、③鍼灸の安全性に関する情報分析、④システマティック・レビューからみた鍼灸の有効性・安全性・経済性のエビデンス、のいずれかを行う。
担当科目
保健医療研究方法論、英語文献講読、補完統合ヘルスケア特論、現代臨床鍼灸学特論、専門演習、特別研究

山下 仁教授

山口 功 教授

研究指導内容
診療放射線技術学を医療の中で活かすため、医学と理工学の懸け橋としての学問体系に基づき、調査・研究・開発を行う。特にX線CTにおける非侵襲的生体イメージング法および解析法の開発と画像評価に取り組む。
担当科目
診療画像検査学特論、専門演習、特別研究

山口 功教授

脇 英彦 教授

研究指導内容
循環器疾患の画像検査学の有用性を明らかにする。超音波画像と心腔内血流から得られた情報から心不全の診断に寄与することを目的としている。肝疾患では、超音波造影剤を用いることで腫瘍の微小循環を評価し、CT、MRIより得られた画像と融合させて集学的治療の概念を学ぶ。
担当科目
臨床検査画像診断学特論、専門演習、特別研究

脇 英彦教授

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