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森ノ宮医療大学

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臨床検査学科について

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臨床検査学科について

検査だけではなく複合的に疾患を判断できる
臨床検査技師へ

■臨床検査技師とは
病気の診断・治療に必要となる科学的に分析したデータを提供するのが、臨床検査技師の仕事。血液や尿、組織細胞など、患者さんの検体を調べる「検体検査」と、超音波(エコー)検査装置や心電図検査装置などを用いて体内を調べる「生理機能検査」があり、的確な検査、分析による情報が、医療を支えています。医療の高度化に応じた臨床検査の知識・技術をはじめ、チーム医療の一員として協働する力、コミュニケーション力も求められます。自分の行う検査が病気の発見や治療の起点となって人の“いのち”を救うことができるやりがいのある仕事です。
■現場のいま
近年、臨床検査技師は、医療の高度化に伴い、さまざまな検査を大量にこなすことが必要となってきました。そのため、病院や診療所でのニーズが高まっています。また、臨床検査を専門に請け負う検査センターや人間ドック、定期健康診断、成人病検診などでも、臨床検査技師は大きな役割を果たしています。ほかに、国や地方自治体の衛生研究所や一般企業(医療機器メーカー、製薬会社)など幅広く活躍する場があります。
60名
  • 臨床検査技師国家試験受験資格
  • 遺伝子分析科学認定士(初級)受験資格※
  • 中級バイオ技術者認定試験受験資格※
  • 医療情報技師認定試験受験資格
  • 第2種ME技術実力認定試験資格
  • ※所定の科目の単位を修得することが必要
  • 細胞検査士課程(定員15名)
  • 細胞検査士資格認定試験受験資格
    (2020年4月入学生より取得可能)
  • 3年次に選択(選考制) ※ただし2年次までに所定の科目の単位を修得することが必要

臨床検査学科の学びガイド

「データ」ではなく「人」と向き合うプロを育成

人体や疾患に関わるデータを収集、分析する臨床検査技師は、機器や数字と向き合います。
ただ、その先には必ず患者さんがいることを念頭に、「データ」を見る技術者ではなく、「人」を診る医療者たる臨床検査技師を育成します。

「画像検査」「遺伝子検査」
特化した本学科ならではのカリキュラム。

疾患がもたらす身体への影響を目で見て確認する「画像診断」は、現代の医療には欠かせない要素です。超音波(エコー)検査を中心として、臨床で使える検査の技術と、画像データを的確に読み取るスキルを磨くための科目を配置しています。また、今後急速に重要性が増すであろう、遺伝子に関わる「がん診断検査」を学ぶことができる科目も用意しています。

画像検査学

専門科目|必修|2年次

診療・治療に用いられる画像の診断について、その方法や原理、測定、データの管理・保存、画像所見判読の仕方などを学びます。レントゲンやエコーなど、さまざまな手法で得られた画像と生化学検査を総合的に判断する能力を養います。

超音波検査学Ⅰ・Ⅱ

専門科目|必修|3年次

超音波(エコー)検査の基本技術の修得をめざします。「Ⅰ」では心臓および血管、「Ⅱ」では腹部および甲状腺や乳腺を主な検査対象として学習。超音波の基本原理を理解し、きれいな画像を描出するテクニックを身につけていきます。

遺伝子検査学遺伝子検査学実習

専門科目|必修|2・3年次

技術発展が著しい遺伝子検査について、その具体的な検査項目や遺伝子解析法の原理などを理解します。実習では、DNAの組み換えなどをはじめとした基礎的な遺伝子分析技術や、臨床検査への応用に必要な技術を身につけていきます。

「リバースCPC」の教育法を導入し、
データを“読み解く力”を養成。

通常、医療の現場では、患者さんの症状や診察初見があったうえで検査を行い、具体的な治療方法を検討します。これを、CPC(Clinico-Pathological Conference)と言います。リバースCPCとは、教育を目的として通常の逆、つまり「『検査データ』から症状を推測」するという学びです。画像データや血液検査データなど、複数の検査データから疾患や症状を推測する学びを繰り返すことで、複合的に読み解く力を養います。

「チーム医療」をデータで支え、
あらゆる医療職と協働できる臨床検査技師をめざす。

社会の超高齢化や医療の進展による高度化・複雑化に伴い、医療に関するプロフェッショナルがチームで連携・協力しケアする「チーム医療」が現代医療の主流となっています。

チーム医療における、臨床検査技師の役割とは

検査データはあらゆる治療の根拠となるため、臨床検査技師は全診療科に関わります。手術前後のカンファレンスや、院内感染制御チーム、栄養サポートチーム、糖尿病ケアチームなど、目的別のチームに参画します。

本学独自の「チーム医療」教育IPE
カリキュラム一例
チーム医療見学実習
(1年次)

全学科混成のチーム(グループ)を作り、連携病院を見学。早期に多職種を理解します。
医療コミュニケーション
(2年次)

患者さん、そして他の医療職との関わり、特にコミュニケーションについて学びます。
IPW論(3年次)
学科混成チームで、実際の症例をテーマに「ケースカンファレンス」を実施します。
実習先の約4割が、
「500床以上の大規模基幹病院」。

実習受け入れ可能病院は56施設。医学部附属病院を中心として、約4割は500床以上の病床数を有する規模の地域の基幹病院です。

なぜ、大規模基幹病院を実習先にしているのか?

学生時代に「高度先進医療を知っておく」ということが、臨床現場に出た際のアドバンテージになると本学では考えています。そのため、先端医療や最新医療を垣間見ることのできる実習先として、比較的規模の大きい医療機関を厳選しています。

 
臨地実習中も本学科の教員がサポート

実習先へは、本学の教員が定期的に巡回し、現場で生じた疑問や相談などに対応します。また、帰校日を設けて大学との接点をしっかりと持ちながら、安心して実習に取り組める環境を整えます。

医療機関での臨地実習に備え、
OSCE(客観的臨床能力試験)を実施。

OSCE(オスキー)とは?

Objective Structured Clinical Examinationとは、「客観的臨床能力試験」のことであり、主に医学部などの学生が実習前に合格することが必須となっている学内試験です。
実習前に実習生としてふさわしい技能・知識・対話力(=臨床力)がそなわっていることを確認しています。

病院さながらの環境を、
キャンパス内に再現。

最新の「超音波検査装置」と電子カルテに対応した「画像ファイリングシステム」、「遺伝子実習装置」など、医療機関と同レベルの機器を使ってトレーニングを重ねることが可能です。

Morinomiya + Plus Info
臨床検査技師をはじめ、医師や薬剤師、
柔道整復師の有資格者が教員として在籍。
全診療科の検査データと画像検査に関わるため、多職種との連携が欠かせません。本学科には、さまざまな分野の専門家が揃っており、在学中から幅広い学びを提供します。
(一社)日本臨床衛生検査技師会の
勉強会や学会へ参加する学生も。
臨床検査の領域は技術革新がめざましく、常に自分の知識をアップデートしておく必要があります。本学科の学生は、技師会が開催する勉強会や学会などに参加することが可能。知識だけではなくモチベーションを高める機会にもなっています。
学科長 MESSAGE

すべてが検査から始まる現代医療。
その最前線で生きる“臨床力”にこだわる。

採血や血圧測定をはじめとした「検査の結果」に応じて治療内容を判断、決定する現代の医療。その重要な検査を一手に担っている専門家が、臨床検査技師です。例えば、一瞬の判断の遅れが致命傷になる心筋梗塞や脳卒中も、迅速に容態を把握し的確に治療するためには心電図や心エコーなどの検査が欠かせません。分析結果が、命に関わる異常の発見につながることもあります。そして治療後、その成果を確認するのもまたデータです。多様なデータを扱う臨床検査技師は、栄養サポートチーム、糖尿病ケアチームなど、ケースに応じて病院内のあらゆる医療職と連携する職種。多学科を有する本学では、学内で異なる職種との関わり方を学べるので、将来チーム医療の現場で役立つスキルを修得できます。さらに「細胞検査士」など、より高度な専門資格をめざす学生の支援体制も用意。探究心、向学心に応える環境を整えています。

学科長・教授

脇 英彦 Waki Hidehiko[学科長・教授]
臨床検査技師、臨床工学技士、保健学博士、大阪大学大学院病態生体情報学修了学位取得、1980~大阪警察病院、2006~兵庫医科大学病院超音波センター、2012~明和病院医療技術部技師長、2016~森ノ宮医療大学教授~現職、兵庫県臨床検査技師会生理研究部会班員、阪神エコーレベルアップミーティング世話人、阪神心エコー研究会世話人、大阪腹部超音波研究会世話人
[研究領域]超音波検査学、動脈硬化の超音波組織性状学)
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