臨床検査学科 実習・実習先紹介 CLINICAL TRAINING
実習先
実習先の6割以上が400床を超える大病院
大学病院や国公立病院などをはじめとした
ハイレベルな病院での実習を実現
大学病院や国公立の病院をはじめ、高度先進医療を行っている大病院を実習先として確保。そのうちの6割以上が、病床数400床以上。さまざまな検査部門が整っているとともに、最新の検査機器を使い質の高い実習を経験することができます。

大阪だけでなく、兵庫・奈良・京都など関西主要エリアで実習先を確保
本学が所在する大阪市内をはじめ、さまざまなエリアの基幹病院が実習先となっています。そのため、自宅や大学から通いやすい環境にあります。また、教員も実習先を巡回し、実習の状況を確認のうえ、サポートすることができます。
主な実習病院
国立・公的病院 | 病床数 |
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大阪市立総合医療センター | 1063床 |
大阪赤十字病院 | 909床 |
大阪急性期・総合医療センター | 865床 |
兵庫県立尼崎総合医療センター | 730床 |
大阪医療センター | 686床 |
大阪労災病院 | 678床 |
関西労災病院 | 642床 |
京都第一赤十字病院 | 607床 |
大阪府済生会中津病院 | 570床 |
大阪国際がんセンター | 500床 |
奈良県総合医療センター | 456床 |
大阪南医療センター | 430床 |
大学病院 | 病床数 |
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大阪公立大学医学部附属病院 | 965床 |
近畿大学病院 | 929床 |
大阪医科薬科大学病院 | 832床 |
民間病院 | 病床数 |
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住友病院 | 499床 |
多根総合病院 | 304床 |
※病床数:病院の規模を表す最も一般的な指標。

大阪急性期・総合医療センター
(大阪市住吉区)

大阪国際がんセンター
(大阪市中央区)
臨地実習
3年次 【12週間】
臨床検査技師が分析した情報が診断や治療にどのように役立てられているのかについて間近で経験。病院でのチームアプローチにおいて臨床検査技師の検査情報の重要性について理解します。また、心電図検査や超音波(エコー)検査など、患者さんと直接関わる生体検査(生理機能検査)も経験し、患者さんとのコミュニケーション方法について、実践を通して学んでいきます。
実習体験記

中野 夕貴さん
臨床検査学科4年 [奈良県・奈良育英高校出身]
自分の気づきが患者さんを救うことにつながる、「臨床」の仕事。
高度急性期病院であり、病床数900床を超える大阪赤十字病院で実習し、血液検査や尿検査、心電図検査や超音波検査など、さまざまな部門を経験。病理検査室では実物の臓器に触れ、また一度手術室に入り、医師と臨床検査技師が協働して骨髄採取する場面にも立ち会いました。実習中、何よりも痛感したのは自分の知識と技術のなさ。現場の臨床検査技師の正確さと速さに力の差を実感し、同時に責任の重さも肌で感じました。検査の際、医師の想定とは異なる病気が疑われる結果が出ることもあります。臨床検査技師の気づきに、的確な治療ができるかどうかがかかっている。実際の現場に出てみると、患者さんの存在をすぐそばに感じることができ、検査データの重要性を改めて認識しました。実習後は、私の知識量が患者さんの命につながることを自覚し、勉強に一層熱が入っています。

中野 夕貴さん
臨床検査学科4年 [奈良県・奈良育英高校出身]