森ノ宮医療大学

DIPLOMA COURSE OF MIDWIFERY

大学院 助産学専攻科

赤ちゃんの誕生という、人生の大切な瞬間に寄り添う助産師。
森ノ宮医療大学では看護師資格を取得した人を対象に、助産師をめざすための助産学専攻科を設けています。
今回は、国家試験まで1か月を切ったタイミングで、看護学科から内部進学し助産学専攻科で学ぶ杉本さんにお話を聞きました。

杉本 真夏さん

杉本 真夏 さん

助産学専攻科(取材時)
森ノ宮医療大学 看護学科/大阪府・大阪府立泉北高等学校卒業

看護学科から助産学専攻科へ

杉本さんは森ノ宮医療大学の看護学科を卒業後、学内選考を経て助産学専攻科へ進学しました。

選考は小論文と面接。母性看護学の基礎知識や、それを助産師としてどう活かしたいのかを問う内容が多く、特に試験時間が短い小論文では、事前の勉強が大切だと感じたのだとか。面接はキャリアセンターを利用し、自分の考えを整理して話せるよう準備していったと話してくれました。杉本さんの学年はたまたま希望者全員が進学できましたが、直前まで受験者数も知らなかったそうで、試験には緊張して臨んだのだそうです。

経験者の視点に驚かされた瞬間

専攻科には、学内進学者だけでなく他大学の卒業生や、看護師として実務経験を積んできた学生もいます。さまざまな背景をもつ同級生と学ぶことで、多くの刺激を受けたと杉本さんは言います。
特に印象に残っているのは、現場経験がある同級生が、授業で現場経験に基づいた視点から話す場面。
「同じ看護師資格を持っていても、経験の有無でこんなに見え方が違うんだ」 その違いに圧倒されながらも、「自分ももっと学びたい」と思う原動力になったそうです。

実習で実感した 助産師に求められる覚悟

助産学専攻科の1年は、非常に密度の濃い時間です。
4月から7月までは妊娠期・分娩期・産褥期などについて、講義と演習を通して集中的に学び基礎を固め、8月からの臨地実習に臨みます。
実習では、分娩介助をはじめ、妊娠中や出産後のお母さんへの保健指導、授乳支援などを担当します。
「看護師資格を持っている分、最初から専門職として見られていると感じました」と杉本さん。刻々と変化する母体や胎児の状態を判断し支援する、助産師の責任の重さを強く実感したといいます。
出産を控えた妊婦さんは精神的にも不安定になりやすく、言葉のかけ方一つで気持ちが大きく変わります。時には厳しい言葉を向けられることもありましたが、退院時にかけてもらった「次の子もあなたに取り上げてほしい」という言葉が、今も心に残っているそうです。その方には母子手帳への記入も経験させてもらい、一人の人生の入り口に自分の名前が刻まれた経験は、一生忘れることができないほど感動的だったと語ります。

国家試験、そしてその先へ

現在は課題研究を終え、国家試験に向けて勉強する日々です。森ノ宮医療大学の助産学専攻科は助産師に向けてどっぷり浸かることができる環境のため、不安はないそう。
1年という短い期間ながら、それを感じさせないチームワークで、「今年も全員合格をめざします!」と語ってくれました。

助産師をめざす人へ

「実習では、少しずつ成長を感じましたが、まだまだ足りないことだらけだと実感しました。それでも分娩介助させていただいたお母さんやご家族からの『ありがとう』でがんばれました。赤ちゃんは、めっちゃ可愛いです。怒涛の1年間ですが楽しかったし、必死になっていたら、ちゃんと前に進めます。がんばってください!!」

看護学科4年と助産学専攻科1年。
そのプラス1年は、助産師としての土台をじっくり築くための大切な時間です。
進路を考える高校生にとって、この学びの道のりが進路を考えるヒントになれば幸いです。