2025年度 第10回森ノ宮医療大学学術大会を開催しました
2025年11月02日(日)森ノ宮医療大学
10月26日、森ノ宮医療大学にて「多職種連携で拓く認知症ケアの未来」をテーマに、第10回森ノ宮医療大学学術大会(大会長:看護学科 外村 昌子 学科長、準備委員長:看護学科 下岡 ちえ 准教授、共催:森ノ宮医療大学卒後教育センター・森ノ宮医療学園校友会)が開催されました。
外村大会長の開会挨拶から始まり、次いで特別講演が行われました。今回は特別講演者として、デンマークよりモモヨ・タチエダ・ヤーンセン先生(ノーフュンスホイスコーレ副校長・認知症コーディネーター)をお招きし、演題「デンマーク多職種連携においてプロが持つ哲学・考え方」をご講演いただきました。
また、ポスターセッションでは、在学生や卒業生、教員、関連する医療従事者が日頃行っている研究の成果を発表し、多くの来場者と熱心にディスカッションを行っていました。そして、今大会も優秀演題の選出があり、以下の演者・演題に対して各賞が授与されました。
■最優秀賞 <写真:向かって左から2番目>
「国内で実施可能かつ簡便なアニサキス培養法の開発」
本学 臨床検査学科 石川 彩月(いしかわ さつき)さん
■優秀賞 <写真:向かって左から3・4番目>
「歩行中の膝関節負荷と内側半月逸脱との関連性 〜慣性センサーを用いた膝外部内転モーメント1st peakとの関連の検討〜」
社会医療法人 協和会 加納総合病院 リハビリテーション科 宇陀 日向(うだ ひなた)さん
「内側半月逸脱に関与する因子の検討-関節包の力学特性の影響」
社会医療法人 有隣会 東大阪病院 リハビリテーション部 吉岡 紗希(よしおか さき)さん
■校友会奨励賞 <写真:向かって左から5番目>
「CT装置の違いが低コントラスト分解能および形状再現性に与える影響」
本学 診療放射線学科 桑口 華(くわぐち はな)さん
■ポスター賞 <写真:向かって左から2番目∼6番目>
「認知症患者とコミュニケーションスキルの実際について」
本学 理学療法学科 木谷 駿斗(きたに はやと)さん
※受賞写真は、代理:山本 慎士(やまもと しんじ)さん
※受賞写真は、代理:山本 慎士(やまもと しんじ)さん
「貧血及び鉄欠乏性貧血に対する関心、行動に関する実態調査」
本学 臨床検査学科 西村 雄志(にしむら たけし)さん
「プログラミング言語 Julia を用いた心臓電気現象シミュレーションプログラムの開発」
本学 臨床工学科 藤澤 愛海(ふじさわ まなみ)さん
「幼児期の運動発達の特徴および関連因子」
本学 理学療法学科 西岡 優衣(にしおか ゆい)さん
「AIソフトウエアを用いた低線量CTの模擬結節検出感度および直径測定精度の検証」
本学 診療放射線学科 東 直希(ひがし なおき)さん
開会式
モモヨ・タチエダ・ヤーンセン先生 特別講演
最優秀賞・優秀賞・校友会奨励賞 授賞式
ポスター賞 授賞式
ポスターセッション
シンポジウム
最後には、外村 昌子(そとむら まさこ)大会長の閉会挨拶、そして次回学術大会で大会長を務める臨床検査学科の脇 英彦(わき ひでひこ)学科長より次回大会の抱負が述べられ、第10回森ノ宮医療大学学術大会は幕を閉じました。
ご参加、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。