【作業療法学科】インクルーシブフットサル大会「第11回 Half Time CUP」の運営サポートメンバーとして本学教員と学生が参加しました
2025年12月02日(火)森ノ宮医療大学
11月1日(土)に、大阪府立臨海スポーツセンターにて、一般社団法人大阪ソーシャルスポーツ協会主催のインクルーシブフットサル大会「第11回Half Time CUP」が開催されました。
本大会は、疾病・障がい・フットボール経験の有無や国籍・年齢・性別の違いに関わらず、フットボールを通じて交流し、相互理解を深め、誰もが暮らしやすい社会の実現に貢献することを目的としています。
本学からは、総合リハビリテーション学部 作業療法学科の小川 泰弘准教授と勝原 勇希助教、そして学生26名が大会運営に携わり、スコア管理や招集業務などのコート運営を担当しました。さらに特設ブースでは、モルックを用いたスポーツ交流企画を実施し、性別や世代を超えた交流の場を創出しました。
また、学生自らもチームとして大会に参加し、フットサルを通じて多様な障がいを持つ方々との交流を深めました。学生たちの積極的なサポートもあり、計25チーム・約300名が参加する大規模な大会は、盛況のうちに幕を閉じました。
【小川准教授のコメント】
今年で11回目を迎えたHalf Time CUPは、地域におけるインクルーシブな交流の継続的な場づくりを象徴する大会です。本学学生が大会運営に携わるようになって3年が経ち、今では学生たちは欠かせない存在となっています。さらに、卒業後も大会運営の中心を担ってくれている人材が育っており、継続的な関わりがこの大会を支えています。特にモルックブースの運営では、学生の工夫により誰もが自然に交流できる雰囲気が生まれました。
また、今大会では聴覚障がいのあるチームも参加され、開・閉会式に手話通訳を導入しました。手話通訳を志願した3名の学生が事前に練習を重ね、本番で見事に役目を果たしました。手話による通訳は大会の内容を伝えるだけでなく、会場全体に温かい一体感を生み出しました。
このような社会的意義の高い大会運営に参加した経験は、学生たちにとって大きな学びと成長の機会となりました。また、本学としても本大会を通じて、地域社会における相互理解と共生の促進に貢献できたものと考えています。
【作業療法学科ページ】





