【鍼灸学科】第74回全日本鍼灸学会学術大会にて本学教員・学生が研究発表を行いました
2025年06月05日(木)森ノ宮医療大学
5月30日(金)から3日間、ウインクあいち(愛知県産業労働センター)で開催された「第74回全日本鍼灸学会学術大会 名古屋大会」において、本学鍼灸学科の教員・学生が研究発表を行いました。
本学会は、鍼灸医学の新たな知見の発見と技術向上を目的に臨床・基礎研究の発表などを担っており、鍼灸系学術団体としては国内最大規模を誇る学会として知られています。今回の名古屋大会は、「健康経営」や「フェムテック」を軸に、鍼灸が女性のWell-beingにいかに貢献できるかをテーマに開催されました。
本学鍼灸学科からは5演題の学生発表、2演題の一般演題発表とシンポジウム、ワークショップで発表を行いました。特に、学生発表では、木村寧乃さんが優秀賞を受賞しました。
【学生ポスター発表】
木村寧乃「日本マンガにおける鍼灸関連描写についての調査研究」
小松来瑠「女性開業鍼灸師の下で研修をし続ける女性鍼灸師たちの心情」
須貝純也「大学鍼灸学科学生の鍼灸安全性に関する認識調査」
中村貴翔「鍼灸学系大学生のEBMの認識に関する質問調査」
赤星琳々・山田悠翔・下村莉子・川嶋里佳「肌の状態に与える睡眠および心理状態と五臓スコアの関係」
【一般演題発表】
鍋田智之「睡眠と心理的状態が認知反応時間に与える影響」
堀川奈央「足底への非侵襲型接触刺激が睡眠に与える影響」
【シンポジウム・ワークショップ】
増山祥子「緩和ケアチームとしてのがん患者に対する鍼施術の経験から」
仲村正子「学生協働交流シンポジウム・経絡経穴学教育の再構築 -学生参加型で考える、教え方・学び方-」
研究発表を行った教員・学生にとっても、発表に対する質問やアドバイスをいただける機会となり、今後の研究の励みとなりました。また、本学科からは38名の学生が参加しました。普段の授業とは違う雰囲気に緊張気味でしたが、真剣に発表を聴講している姿が見られました。
会場での集合写真
学生発表した学生と指導教員 学生発表表彰式にて
増山准教授(左)と優秀賞を受賞した木村さん(右)