医療系総合大学で看護・理学療法・作業療法・臨床検査・臨床工学・診療放射線・鍼灸を学ぶ

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保護者の方へ HINT FOR CHOOSING A MEDICAL SCHOOL

大学と専門学校の違いとは?

専門学校(3年制)の場合は時間割がタイト。特に3年次は臨床実習や国家試験対策で、かなりハードになります。ただし、最短で資格が取れるため、学費などは抑えられます。また専門学校の入学者は、大学に比べて大卒者や社会人の割合が比較的高い傾向にあり、あらゆる年齢層と一緒に切磋琢磨して学ぶことができます。大学の場合、専門知識だけではなく、幅広い医療分野や一般教養の学びも多彩なほか、卒業研究にも取り組み、4年間で幅広く学んでいきます。この他にも、クラブ・サークル活動などのキャンパスライフを通して、さまざまな経験ができるのも大学の魅力です。

多様な分野を有する総合大学か?
それとも医療に特化した医療大学か?

関西圏では全私立大学の1/3以上で医療分野の学部・学科が設置されています。このように多くの大学が存在するなか、医療分野に特化した大学に行くべきなのか、それとも医療分野以外にも多様な分野を有する、いわゆる総合大学に行くべきかは進学先として悩むところです。ここでは、それぞれのメリットについてお伝えします。

多様な分野を有する総合大学のメリット

  • 1.教養科目の選択肢が多く、多様な知識を身につけることができます。

  • 2.医療分野以外の他学部生と、授業やクラブ・サークル活動などを通して交流できるので、多角的な視点を高めるきっかけとなります。

  • 3.大学の規模を活かし、多彩な施設・設備があります。図書館や体育施設、食堂なども充実しており、広大なキャンパスを有する大学も多くあります。

  • 4.規模が大きい大学祭をはじめ、イベントも多く、クラブやサークル活動も盛んで充実したキャンパスライフを過ごすことができます。

医療分野に特化した大学のメリット

  • 1.キャンパス内は、「医療者をめざす」という同じ志を持った学生が集います。そのため、外部からの影響を受けず日ごろの学習や4年次に待ち受けている国家試験まで勉強をやり抜く環境・雰囲気が整っています。

  • 2.大学全体で医療分野の教育に取り組んでいることから、医療に特化したフォロー体制がしっかりとしています。キャリア支援のプログラムもすべてが医療に通じるものとなっており、充実しています。

  • 3.比較的コンパクトな大学が多いため、教員だけではなく、先輩・後輩、職員との距離も近く、アットホームな環境があります。

中でも多様な医療系の学科を保有している医療系総合大学の場合

さまざまな医療資格をめざしている学生が1つのキャンパスに集結しているため、他学部・他学科と連携し「チーム医療」を学ぶことができます。さらに、自身がめざす専門分野以外に他の医療分野についても学ぶことができるので、医療について幅広く学ぶことができます。

PICK UP

森ノ宮医療大学で学ぶ「チーム医療」

森ノ宮医療大学は複数の学科を有する関西最大級の医療系総合大学へと躍進しています。そのメリットを生かし、他学科の学生とともに「チーム医療」を学び合う環境が整っています。「専門職間連携教育(IPE)」では、実際の症例を取り上げ、各学科の学生がそれぞれの専門性をもとに連携・協力して、患者さんを中心としたチーム医療について学習します。共通する症状などをテーマに、チームアプローチの方法について討議を進める症例検討会(ケースカンファレンス)を通して、他者の意見を聞き、自らの意思を明確に伝える能力を身につけ、チーム医療を実践できる人材を育成します。この他にも、他学科の学生とともに学ぶ授業や「チーム医療とコミュニケーション」といったチーム医療に関連する科目、さらにはクラブやサークル活動などのキャンパスライフを通して、チーム医療に必要な知識や協調性・連携意識を高めることができる環境です。

附属の病院を有する大学か?
それとも多様な医療機関と連携している大学か?

在学中の実習先が就職先につながることが多いため、その大学がどのような病院と連携しているのかを見ておくことも重要です。また、実習期間中は体力的、精神的にもハードになるため、自宅や下宿先から通える範囲に実習先があるかどうかもポイントになります。
大学の中には附属病院を有するところもあります。これらの大学では、実習の多くが附属の病院で行われます。一方、附属病院を有していない大学は連携している病院・医療機関で実習を行うことになります。その場合、「病院との深い関係が構築できているのか」をチェックしておくことも大切です。

附属病院を有する学校のメリット

  • 1.多くの附属病院は学校の近隣に位置しており、実習期間中も通学と変わらない時間で病院に通うことができます。また、実習期間中も学校に戻って図書館などで勉強することができます。
  • ただし、附属病院以外の実習も一部あります。

  • 2.実習の多くを附属病院で行い、在学中から病院の雰囲気や状況をしっかりと理解できるので、就職がしやすくなります。

附属病院を有しない学校のメリット

  • 1.多様な病院で実習を経験することで、各病院の医療に対する方針や特徴、環境などの違いを理解することができ、幅広い知見と対応力が身につきます。

  • 2.在学中から多くの病院を経験したり、情報を得たりすることができるので、就職先を検討する際の選択肢が広がります。
  • 多くの病院を経験したり、情報を得たりしたうえで、就職先を検討できるため、選択肢が増えます。

国家試験・就職の実績や支援体制はしっかりしている?

学べる内容だけではなく、国家試験の合格率や就職の実績を見極めることも重要です。学校の実力を測るには、単年での結果ではなく複数年にわたる結果や実績をみておくことをお勧めします。また、その裏付けとなるサポート体制がどのようになっているのかもチェックしておきましょう。

国家試験合格率

全学科ともに全国平均を大きく上回る合格率を達成

  • 2021年度3月卒業性実績

交通アクセスや大学の周辺環境は?

通学は毎日のことで、特に医療系分野は勉強がハードなので、交通アクセスをチェックすることも大切です。公共交通機関の便がよいかどうかだけではなく、駅からキャンパスが近いかどうかも重要。毎日、徒歩で時間をかけたり、駅からバスに乗ってキャンパスまで辿り着くのも意外と疲れるものです。また、キャンパスが位置する周りの環境が学習するのに相応しい場所かどうかを見ておく必要もあります。

利便性の良さは卒業後にも多くのメリットがあります。

医療の学びは在学中だけではなく、卒業後、つまり就職してからも大切です。卒業生のための勉強会(卒後研修)、図書館の利用、教員への相談・質問など、大学は卒業後も生涯にわたって利用するところですので、利便性の良し悪しは大切なポイントとなります。