医療系総合大学で看護・理学療法・作業療法・臨床検査・臨床工学・鍼灸を学ぶ

森ノ宮医療大学

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教員インタビュー

理学療法学科:工藤 慎太郎講師

研究領域/経歴

専門分野は何ですか?

基礎理学療法学です。基礎研究の手法を使って臨床の問題を解析するもので、臨床と基礎の非常に中間的なところをやっているといえます。中でもバイオメカニクスや解剖学が専門で、足の動きの分析を行っていますが、特に足首より下の部分を対象にしています。

現在はどんなことを研究していますか。

へん平足の人の足を、健常者の足と比較しています。具体的には、足の骨の動きを細かく調べ、床から受けている力を計測したり、筋肉の形や大きさを測ったりして、健常者の足との違いを調べています。さらに、足底板(靴の中敷き)や筋トレによる効果のあらわれ方が健常者の足と比べてどう違うのかについても分析しています。

へん平足の人は多いのですか?

スポーツ選手は結構ねんざを繰り返しますが、何度かねんざしているうちに足をかばって足の使い方がおかしくなり、その後遺症としてへん平足になる人が少なくありません。もちろん、日常生活の中で起こってくるへん平足もあります。土踏まずが下がってきてしまうのは、支えてくれるべき筋肉がへたってくるからです。外反母趾も、厳密にいうとへん平足を伴っているものが多いです。また、へん平足は足だけに問題が出るのではなく、腰や膝にも問題を起こしますから、高齢者では転ぶ原因にもなります。

これまでの研究で何が分かってきましたか?

立ったり踏み込んだりして力がかかった際、へん平足と健常者の足で、土踏まずの形状などにどのような差が出るのかを、データによって特徴づけることができてきました。今まで何となく感じていたことでしたが、それを数値で示すことができたのです。今後は、それに基づいてどのような足底板を作ればよいか、足のどの部分の筋トレをすればよいかといった具体的な提案を行い、へん平足の改善につなげられるのではないかと考えています。

これからの目標はどんなことですか?

足の障害への理学療法を、科学的根拠に基づいたものとしてきっちり確立することです。現在行われているものは、理論的には実証されていない「○○式」「○○法」といった、経験に基づく手法が中心になっていますが、医療である以上はある程度普遍的で、みんなが理解できるものでなければなりません。こんな評価を行い、こんな治療をすると、これだけの確率でよくなりますと言えるような、標準的なものをつくりたいですね。

理学療法士を目指す学生と接する際、心掛けていることはどんなことですか?

大学には必ずしもモチベーションの高い学生ばかりが集まっているわけではありません。しかし、それは普通のことだと思うんです。理学療法士は卒業してからが勝負ですし、大学時代の成績やモチベーションの低さはある程度大目に見て、卒業後に大きく羽ばたける人を育てたいと思っています。そのためには、教員が学生にとって「自分もあんな風になりたい」と思えるような、理学療法士のロールモデル(模範)にならなければなりません。ですから、学生たちと一緒に過ごす時間を増やし、僕らが楽しんで研究をやっているところをたくさん見てもらって、理学療法の面白さを伝えていけたらと思っています。

(平成27年1月28日)

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